2011/07/31

往生際の悪い話

テレビが映らなくなったから助けておくれ、と実家の母から電話があった。
取扱い説明書を読んで自分で対処せい、と言って返した。

しばらくしてまた母から電話があった。
S社のテレビには自己診断機能というものがついており、インディケイターのランプが点滅する回数によって不具合箇所がわかるらしい。
その自己診断メニューを実行したら、点滅回数が「4」だったと言う。
この回数を修理窓口に伝えて不具合箇所を判定してもらうのだが……

修理相談窓口(フリーダイヤル)に電話すると自動応答のメッセージが、該当機種のコードナンバーを入力せよ、と言ってくる。
そのコードナンバーはS社のホームページ(ウェブサイトのこと)で探せ、とも言う。
PCとインターネット接続環境のないユーザは、まずここでつまずく。
ともあれ、実家のiMac(私自身のお古)でネットに接続する。
56Kbpsの内蔵モデムで、件のコードナンバーにたどり着くまで、なんと20分以上もかかった。
貼り付けてある画像が多くて、表示に時間がかかるからだ。

フリーダイヤルのやり直し。
コードナンバーを打ち込んで、待つことしばし。
担当のM氏に自己診断のランプ点滅回数を告げると「映像処理回路の不具合です」と言う。
不具合の箇所は判ったが、実家のテレビは生産終了後8年以上を経過していて、もはやメーカー修理は不可能だった。
使い始めてから10年余り。
もうちょっと長く使えそうなものだ。
アナログ放送の電波入力が途絶えたのと時を同じくして故障して使えなくなったことも訝しい。

諦めの悪い私は自己修理にチャレンジしたい旨をM氏に伝え、別の担当者から電話をもらうことにした。
翌朝連絡があったので、映像処理回路の修理についてたずねてみた。
基板ごと交換するのだと思い込んでいたのだが、さにあらず。
基板状の部品を個々にチェックするのだそうだ。
アマチュアにはできそうにない作業だ。
さらに、現在手に入る部品では代替できないと聞いたので、自己修理を断念した。

実家ではケーブルテレビに加入しているので、地上デジタルへの対応は済んでいる。
チューナーはそのままで、ディスプレイだけ買い替えればいいわけだ。
(ディスプレイだけ……?)
そこでまず、ケーブルテレビのJ社に問い合わせてみた。
「チューナー+テレビ(ディスプレイ)のレンタルプランはないのか?」
答は「No.」
次に、チューナーを装備していない液晶ディスプレイをチェックした。
同じ画面サイズのもので比較すると、チューナーを内蔵したディスプレイ(通常のテレビ)の方が格段に安い。
約半分の値段だ。
というわけで、やっとこさ買い替えが決定。
 

2011/07/24

【J特】ガンバ大阪対ジュビロ磐田

ホーム側ベンチからの眺め















ホームにジュビロを迎えての戦い。
2-2の引き分け。
1-0、1-1、2-1、2-2の経過が示す通り、点を取っては取り返される悪いパターン。
#18前田は抑えたけれど、売り出し中の#17金園と#10山田にしてやられた。
学校が夏休みに入ったところなのに、何故か観客も少なく1.2万弱。

SB席での観戦予定をプラチナ席に変更できたのはマイミクのピュアさんのおかげだ。
さらに彼の伝手で特別にフィールドサイドに降り立つ許しが得られた。
スタンドの裏を通って、フィールドに出ようとするところにイタリア人が一人立っていた。
何故イタリア人だとわかるのか?
彼がAlberto Zaccheroniだったから。
畏れ多くて携帯電話のカメラなんかで撮影はできなかったが、がっちりと握手を交わした。
「ボンジョルノ、ミキアーモ『ジョージ・ベスト』(こんにちは、ジョージ・ベストと申します)」と言ってみたが……冗談は通じなかったようだ。
 

2011/07/14

【J特】持ち込まれた梯子

試合終了後、スタンドにあいさつする宇佐美選手(画像中央)。















職業訓練で「機械製図」を習得中。
ドラフタを使って手で描く製図を三日間学んだ後、現在はCADを学んでいる。
使用しているアプリケーションソフトウェアは「Jw_cad(ジェイダブリュ-キャド)for Windows」。
この道では有名なフリーソフトであるらしいが、Adobe Illustratorに慣れている身には使いづらい。
わざわざfor Windowsと断わらずとも、そもそもMac版など存在しない。
ウェブからダウンロードして自宅でも学習できると教えられたが……。

自宅で使っているMac miniをダブルブートできるように設定。
Windows XP Professionalで起動させた後、Jw_cadをインストールした。
拍子抜けするほど簡単に終了(^!^)


訓練所までの10km超をMTBで通っている。
雨の日は危険なので、晴れた日だけだ。
往路で汗だくになり、濡れたシャツを授業前に着替える。
13日の水曜日はまっすぐに帰宅せず、万博公園に寄り道した。
ここを曲がれば万博の方向、と初めての道を行く。
名神高速道路沿いの尺谷という場所だったのだが、とんでもなく長い坂道が辛抱できず、途中で下車して押して歩くはめになった。
自転車乗りとして、最大の恥辱!
幼児と二人乗りしていた母親に道をたずね、言われた通りの道を走ると、なんとガンバ大阪のクラブハウスの真横に抜け出ることができた。

Jリーグ1部の延期された第4節、ガンバ大阪対ヴィッセル神戸戦を万博スタジアムで観る。
3-2。
2-0から1点取り返されて、その後3-1と突き放したかに見せて、また3-2にされる……
なんで2点も取られんねん。

うーやん(#11宇佐美)はガンバ大阪でのラストゲーム。
イグノから餞別のアシストを受けて1得点、お返しにイグノの得点をアシストした。
泣きながらフィールドの外側を一周し、サポーターに別れを告げた。
クルヴァノルドでは、金森社長を激怒させる事件が起きた。
「宇佐美の身にもしものことがあったら、どうする!」
この時の様子を、双眼鏡でつぶさに観ていた。
宇佐美選手が、降ろされた梯子でクルヴァに登ってしまったのだ。
親御さんから預かっている選手(未成年)に負傷させたら申し訳ないし、ドイツへの輸出を翌朝に控えた大切な商品に瑕疵がつくのも困るのだ。
それにしてもあの梯子、どうやって手荷物検査をかいくぐったのか……
 

2011/07/05

【U-17】涙を流すだけのことはある

U-17ワールドカップ準々決勝、日本対Brazil戦を観る。
2-3。
17歳以下でもBrazilianの技術レベルは大層高く、3点先行。
日本のパスは不正確、シュートはボール二つ分ぐらいの誤差でゴールから外れる。
それでも2点を入れ返した。
彼らの一生懸命さは、負けて終わって泣くに値する。
相手選手や監督に肩を抱かれて慰められている姿も印象的な好ゲームだった。
 

2011/07/04

【コパ】強豪が苦戦

職業訓練のクラスに7月生18人が新しく入ってきた。
4月生の9人と合わせて、自己紹介大会を行う。
自分のことをしゃべるのも、他人のことを聞くのも、なかなかつらい。

コパアメリカのグループリーグA、Argentina対Bolivia戦を観る。
1-1。
Boliviaが先制、ArgentinaはAgüeroが素晴らしいヴァレイ・シュートを決めて辛くも引き分け。

同じくグループBのBrazil対Venezuela戦を観る。
0-0。

近ごろは、南米から欧州のクラブに「出稼ぎ」に出ている選手が非常に多い。
このことにより、欧州のフットボールスタイルにラテンアメリカの趣きが加わった。
反対にそれらの選手が地元に戻ってきて戦うコパアメリカには欧化がうかがえる。
早い話が、欧州と南米のフットボールはミックスされ、すでに平均化されているに違いない。
 

2011/07/03

コパ、コパ、コパ

職業訓練の前半三か月を終える。
新しい知識を学び、製造現場のシミュレーション(実習)を行って、結果をプレゼンテーションする。
内容は濃い部分やそうでないところがあって、それは担当講師の能力にも左右される。
外部(消防署)で受講したり、外部から講師が来たりして、目先も変わる。
『普通救命講習I』を受けて救命技能資格を、『JIS Q 9001』と『JIS Q 14001』の講習を受けて内部品質・環境監査員資格を取得した。
再就職の役に立つといいが。

『藤沢周平全集第11巻』(文藝春秋)を読み終える。
彫師伊之助捕物覚えの物語は、完全にそうとは言えないもののハードボイルドタッチで描かれている。
元岡っ引きの伊之助は、私立探偵といった役どころだ。
本来の職業は版木彫り。
これは現代のDTPデザイナーに相当する。

メキシコでU-17のワールドカップ、ドイツで女子のワールドカップ、アルゼンチンでアメリカカップ(コパアメリカ)が行われており、追っかけるのがつらい。
頭も混乱して、New Zealandと対戦したのはどのチームだったか、判らなくなった。
正解はU-17と女子代表(通称:なでしこ)の両方だった。

U-17がNew Zealand(All Whites)と対した決勝トーナメントの1回戦を観る。
6-0の大勝。
これ以前に、グループリーグの最終戦でArgentinaと対し、3-1で勝つのを観た。
次の対戦相手はBrazil、U-17も強いのだろうか?

なでしこのグループステージの第1試合、New Zealandとの対戦を観る。
2-1。
第2の試合、Mexicoとの対戦を観る。
4-0。
澤穂希がハットトリックを達成、グループ内での2位以上が決定したので、決勝トーナメントに進む。

コパアメリカの事前の強化試合(ダイジェスト)を観る。
Uruguay対Germany、1-2。
Brasil対Nederlands、0-0。
Argentina対Albania、4-0。
Albaniaの代表チーム監督は元ガンバ大阪監督のクゼ(Josip Kuzhe)。

コパアメリカの追っかけはほどほどにしよう。
ラテンアメリカのフットボールは非紳士的行為が多くて、あまり好きではない。
 

2011/06/20

Young Japan

U-17ワールドカップ2011のグループリーグB、日本対Jamaica戦を観る。
1-0。
相手の守備陣をパスでずたずたにして取った素晴らしいゴール。

ロンドンオリンピックの二次予選、日本対Kuwait戦を観る。
3-1。
大迫と原口の二人で、もっと点が取れたはず。

いずれにしても、年齢制限のない代表チームに見劣りのしない、いいチームだ。
若い世代にも期待ができる。

『バットマン』(原題:Batman、Tim Burton作品、1989年)のTV放送を途中から観る。
この作品が好きなのは、「韜晦(とうかい)」がテーマになっているからだ。

『白衣の騎士団』(原題:The White Company、コナン・ドイル著、笹野史隆訳)を読み終える。
原書はなんと1891年の作品だが、中世の騎士物語なので今さら古さを感じることはない。
これも大好きなテーマの一つだ。

『マインドマップ超入門』(トニー・ブザン著、近田美季子監訳)を読み終える。
思考の管理ツールの、やさしい解説書。
QC(Quality Control)の手法で教わる「特性要因図」(通称:フィッシュボーン)の代わりとしても使えそうだ。

図書館から借り出した『日本文化は異質か』(濱口惠俊編著)を少し読む。
日本語にはCommunicationの訳語がないと濱口が言ったことの裏付けをとりたい。

同じく『藤沢周平全集第11巻』の冒頭を読む。
図書館でわざわざこの巻だけ借りたのは、彫師伊之助捕物覚えのすべてが収録されていて、これらの物語がハードボイルドの手法で書かれていることを知ったからだ。
加えて、彫師というのは版木(印刷物の元版)を彫る職人のことなので、長年印刷の仕事に関わってきた自分にとってはこれまた興味あるテーマの作品なのである。
 

2011/06/12

【J特】ゲームの裏表

試合前の練習風景。右側がガンバ大阪















キーパー(GK)がゴールを守り切れば、最低でも勝ち点1が確保できる。
これを彼のノルマとするならば、他のフィールダーにとってのそれは1点以上取ることだ。
1-0で勝ち点3を取れればフットボールはたやすいが、実際はそう簡単にはいかない。
GKのノルマは重く、フィールダーは取れるだけ点を取っておかないと安心できない。

6月11日土曜日、万博記念競技場でJリーグ1部第14節のガンバ大阪対清水エスパルス戦を観る。
2-2。
点が取れそうなガンバ大阪がやっと2点取るのに対して、点が取れそうにない清水が簡単に2点取って引き分けた。
#11大前のFKによる得点を、藤ヶ谷が簡単に許してしまう。
そもそも藤ヶ谷のカヴァリング範囲は狭く、それは第13節のニュース映像を観てもわかるのだが、川崎の中村憲剛のシュートに対してジャンプする際に身体は伸び切っておらず、ボールに手が届いていない。

#9アドリアーノは能力の高いFWだが、この試合ではもう1、2点取ってもよかった。
#11宇佐美は自分の力だけで決めようとし過ぎている。
宇佐美からアドリアーノへ接続すれば簡単に得点できそうな局面で、パスが出なかった。

この日バックスタンドの最上段から観たゲームを、翌日にTVの録画でレビューした。
ちょうど裏と表から観ることになって、結果は同じでも別のゲームを観るようで面白い。

2011/05/14

ずぶ濡れの勝利

2011年5月11日水曜日、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)グループステージ第6節ガンバ大阪対天津泰達(中国)戦を万博記念競技場で観た。
観衆は7,939人、すでに半旗はない。

前半のガンバ大阪の布陣は(1-)4-2-3-1。
これをブログ上で読み取りやすいように前から後、また左から右へと書くと以下のようになる。

#9アドアリアーノ
#22イグノ◆#10二川◆#8佐々木
#7遠藤◆#17明神
#13キムスンヨン◆#5山口◆#2中沢◆#21加地
(#1藤ヶ谷)

#8佐々木の先発出場は珍しい。
3月27日の震災チャリティマッチ以来だ。
主審はイラン人が務めた。
濃灰色のユニフォームが雨に濡れて、ガンバ大阪のそれと見分けがつきにくい。
後半は明るい緑色に変更されたが、これがまた天津泰達のGKと同配色となる。
ドレスコードの整備を行ってユニフォームの色を制限しないと、審判が着用する色がなくなる。

後半5分に#13キムスンヨンを下げて#11宇佐美を投入。
同時に布陣を下記のように変更した。

#11宇佐美◆#9アドリアーノ◆#22イグノ
#10二川◆#7遠藤◆#17明神◆#8佐々木
#2中沢◆#5山口◆#21加地

攻撃型の3-4-3である。
宇佐美がボールをコントロールして攻撃が活性化するが、なかなか点が入らない。
西野監督がもっと攻撃の人数を増やそうと#14平井を投入しようとしている時に遠藤がFKで得点する。
平井はキャンセルされ、#23武井を#8佐々木に替えて投入。
やや守りの体勢に入る。
最終盤、#9アドリアーノを下げて#14平井をあらためて投入。
その平井が天津泰達のGKからファウルを受け、与えられたPKを宇佐美が蹴り入れた。
直後に試合終了。
終わってみれば2-0の快勝だった。

それにしても、なんという大雨だったことか。
メインスタンドの最前列を授かったのだが、そこはつまり最下段ということであり、競技場に降った雨が流れ落ちてくる「滝壺」でもあった。
シートの足元に掘られたトレンチは、格子状の上げ蓋でふさがれている。
雨の量が排水能力を上回り、くるぶしの下までが水に浸かってしまった。
フィールド上でびしょ濡れになることは経験済みだが、スタンドでこんなのは初めてだ。
膝までの半パンツにビーチサンダル履きで観戦している客がいたが、大正解である。

右が当日履いていたadidas JOGGING、洗って乾燥中……

2011/05/01

【J特】スタジアムを楽しむ

前半戦終了まぎわ、遠藤選手がFKを蹴る















ゴールデンウィークの初日、4月29日は昭和天皇の誕生日から「昭和の日」と名を変えた。
この日万博記念競技場ではJ1のリーグ戦第8節ガンバ大阪対モンテディオ山形が行われた。

キックオフの3時間前に自宅をMTBで出発。
数日前に届いたレプリカユニフォームを、誇示するように着用。
ユニフォームの下は防寒対策のタートルネックセーター。
その他に身に着けているものはドイツのa社のものが多いが、アンダーパンツはニュージーランドのCNZ、アンダーシャツはユニフォームと同じUで、いずれもフットボールに力を入れているブランドだ。

デイパックの内容物について。
まずは座布団。
かさばるが、お尻を冷やさないためには必要(クルヴァには不要)。
高級席の客には無料でクッションを貸し出すサービスもある。
次にポット入りのお茶。
自転車乗りが必ず持つ水筒とは別に、スタンドで温かいお茶を楽しむために。
第3に双眼鏡。
試合開始前のウォーミングアップでメンバーの確認をしたり、ザッケローニの表情をアップで見たり、倒れた選手の状態を心配したり、対面のスタンドに知人を探したりするときに使う。
これでゲームの動きを追うことはできない。
第4に書類フォルダ。
貴重なマッチデイプログラムがデイパックの中で折れないようにフォルダに収納して持ち帰る。
ちなみに、プログラムは前節までのチーム状況と今節の展望が記されているので、試合開始前に読んでおかないと意味がない。
食べる物は現地到着までに調達することが多い。
競技場の外の売店で買い求めるのは宝塚ホテルのハードドーナツぐらいだが、頻繁に売り切れている。

この日立ち寄ったのは、万博公園の西にある某ショッピングモール。
まずは3階のガンバ大阪グッズを扱うスポーツ用品店へ。
行ってはみるものの、買いたくなる品はない。
スニーカー売り場をチェックしてから1階へ。
スーパーマーケットのKでクラブハウスサンドイッチと、チョコレートのチップが入ったデニッシュを買う。
レジにガンバ大阪のユニフォーム姿が3人直列したのは単なる偶然だ。

再びMTBを駆って万博公園の周回道路へ向かう。
自動車は時計回りの一方通行だが、一つ外側の自転車専用道路は対面2車線で、双方向に走ることができる。
周回道路のちょうど反対側にあるスタジアムへ、いつもは時計回りに走って行く。
試しに反時計回りに走ってみると……この方が短距離のようだ。
我がMTBがコンピュータ化されたら実測してみよう。
万博公園東口駅の直下に駐車し、スタジアムまでの通路を歩く。
宝塚ホテルのハードドーナツはやはり売り切れだ。
エコステーションに寄り、PETボトルのキャップのコレクションを提出。

ゲートを通ってスタンドへ。
ここが最も気持ちの高揚するポイントだ。
薄暗い階段の通路ごしに青空が見え、上りきると目の前に緑のフィールドが広がる。
ボリューム過多の声援はまだなく、涼しい風が流れているだけだ。
スタンドに独り腰を下ろしてマッチデイプログラムに目を通すひとときが、ささやかな幸せだ。
やがて友も来る。
この日は、マイミクでありマイスポンサーのピュアさんが夫人同伴で現われた。
それぞれが持ってきた食料やグッズを交換したりして、持ち寄りパーティのような雰囲気になる。

肝心要の試合は3-2。
二人のFW(#22イグノ、#9アドリアーノ)の能力が高いのが見てとれる。
#7遠藤は本調子から程遠く、守備は相変わらず左サイドから崩されて失点している。
ここが弱いということを、他チームも研究して知っているからだ。
#6下平が試合中に大腿骨を折って戦線離脱(8週間)することになったのは、凶か吉か。
相手チームに2点取られても、3点取って勝てばOKなのだが、肝を冷やした。
ゲームの終了後、スタンドの下にいたクラブの社長と視線が合ったので、胸を撫でおろす仕草を送った。

ピュアさんは連休中にオーベルニュ(Auvergne。フランスの中南部)に行くと聞いた。
え? 北海道に行くと言うてへんかったかな……
だから、弟子屈(てしかが。アイヌ語で「岩盤の上」の意)にあるオーベルジュ(Auberge。宿泊できるレストランのことと知る)に行くと言うてんねん。
……偏固ジャーナルは旅とグルメに疎い。

2011/04/21

済州ユナイテッドのこと

試合前練習















 AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第4節。
ガンバ大阪対済州ユナイテッド(韓国Kリーグ)戦を万博記念競技場で観る。
勝ち点計算を怠っていたことを、同伴のピュアさんから鋭く指摘される。
2点以上の差をつけて勝てば、済州(チェジュ)ユナイテッドを抜いてグループEの2位に上がれるはずだ。

3-1でガンバ大阪が勝った。
アドリアーノの見事なシュートで2点先行。
その後1点入れ返したSin Young Rok(シンヨンロク)もいい選手だ。
どうしても追加したい1点を武井が蹴り込んだ。

強く蹴ったシュートがゴールインした時の感覚について。
それはオーガズムに似ているが、もっと強い。
これを味わいたい人はフットボールをすべし。

試合後、済州ユナイテッドのイレヴンはガンバ大阪のサポーターがひしめくクルヴァの目前のフィールドに立ち、深々と頭を下げて挨拶した。
このような光景を目にしたのは初めてだ。
感動したサポーターたちはスタンディングオーヴェイションでこれに応えた。

もう一つ済州ユナイテッドについての特筆点は、ゴールキーパーのパンツとストッキングがフィールドプレイヤーと同じ物だったこと。
昔、フットボールのプレイヤーは11人が同じシャツ、パンツ、ストッキングを着けていた。
文字通りのユニフォームだ。
その中の一人がゴールキーパーを任される。
他のプレイヤーと区別するために、シャツだけを違う物に着替えていたわけだ。
あるいは当時からビブ(よだれかけの意)を上から着けていたのかもしれない。
つまり言いたいのは、済州ユナイテッドは義があって、本格を愛するチームだということだ。



Curva Nord(北のゴール裏)からの風景

2011/04/18

ファイト新聞

母がよくぼやいている。
「お金払って、なんでこんなろくでもない記事ばっかりの新聞、買わなあかんの」
同感である。
案外、これが新聞が売れなくなっている理由かもしれない。

気仙沼小学校内の『ファイト新聞社』の理念は「明るい記事が絶対条件」である。
▼そのことを伝える毎日新聞
http://mainichi.jp/select/wadai/news/m20110418k0000e040053000c.html
まれに見るいい記事だ。
 

2011/04/16

津波のような侘しさに

マイミクのピュアさんは震災からの復興に企業家として尽力している。
被災地廻りをしている彼からメイルが届いた。
阪神淡路大震災の被災者だったピュアさんから見ても、この地震と津波の複合被害は想像を絶するものだったようだ。

彼から送られてきた画像の一つ(気仙沼にて撮影)。

見渡すかぎりの惨状















この後ピュアさんは海沿いに南下して、気仙沼と南三陸の間の本吉町辺りでも撮影している。
気仙沼線と思われる高架鉄道の上には、建物の屋根が打ち上げられているのが見える。
線路の周辺に存在したであろうものは、すっかり流されてしまっている。

分断された高架鉄道。建物の屋根部分が打ち上げられている















被害はあまりにも大きく、一朝一夕で復興は成らない。
上を向いて歩こう、一歩ずつ前に進もう。

2011/04/13

幸せは空の上に

東日本大震災の被災地のことが気になる毎日だ。
ドイツ人の従兄Gert(ゲルト)からFacebook経由で以下のようなメッセージが届いた。
 ▼
 Hope things will get better soon in Japan.
 Be sure, we will watch the situation.
 Best regards
 Gert

ドイツから我々を見守ってくれている。
私自身は経済的弱者(失業中で貧困)なので、できることは少ない。
金銭的支援、物的支援以外で何かできることはないか。
被災地の人たちを応援する歌を歌おうと思いつく。
過日放送された『FNS音楽特別番組・上を向いて歩こう〜うたでひとつになろう日本〜』やSUNTORYのTV-CMの二番煎じだ。

阪神淡路大震災の際、インタビュワーの「がんばってください」の言葉に対して「お前らががんばれ」と答えた被災者がいた。
これは関西流のギャグではなく、その人の本音だったのだと思う。
だから「がんばろう日本」というスローガンは、日本全体に対してのものならばOKだが、被災者に対して安易に「がんばれ」「元気出せ」と言うことは、かえって精神的負担をかけることになる。
そこで、応援する歌とはいうものの、心癒される優しいメロディの『上を向いて歩こう』を歌いたいわけだ。
歌声が直接届かなくても、応援する心が伝わることを信じて歌いたい。
このことを、地元のフットボールクラブとそのクルヴァ宛にメイルを送って提案した。

職業訓練を自主休講にして、MTBで箕面へ走る。
銀行その一にて未払いの健康保険料を処理、その後で通帳記入。
ついに借り越しになってしまった。
銀行その二にて通帳記入。
ここも底をついている。
銀行その三にて通帳記入。
ここは基金訓練を受ける際に借金口座を開いた労働金庫で、現在は返済のみに使用している。
毎月少額を返し続けている。
銀行その四にて通帳記入。
ゆうちょ銀行の口座に、アルバイトの給料はまだ入って来ない。

以前一度観ている『ザ・ホワイトハウス2』(原題:The West Wing、NBC制作、2000-2001年)をまた観ている。
第4話「ブロンドのライバル」(原題:In This White House)で、民主党政府に雇われようとしている女性共和党員の台詞。
友人の男性が、ホワイトハウスの役人たちは馬鹿ばっかりだと批判するのに対して、実際にホワイトハウスでスタッフたちの仕事ぶりを目のあたりにしたばかりの彼女は以下のように答える。
 ▼
 たしかに高飛車で、独善的よ。
 政策へのアプローチを見てると、髪をかきむしりたくなるし、
 高い税金が大好きで、国民から搾り取るし、
 銃がきらいで、取り上げたいと思ってる。
 でも、馬鹿呼ばわりしないで、少なくとも私の前では。
 あたしが会った人たちは、国を動かす資格を充分持ってるし、
 すごく良心的で、義務感に燃えてるし、正義感も強い。
 国を愛してるの。

フィクションであるが故の、感動的な話だった。
日本にこのような優れた(政治)ドラマが存在しないのが残念だ。
 

2011/03/27

【J特】慈善試合G大阪対神戸

入場者数は14,000人超で、満員とはならず














急きょ前座試合が組まれたため、開門が早まった。
9時過ぎにMTBで自宅を出発。
服装はフットボール用のストッキング、同・短パン、タートルネックセータの上にマンチェ(Manchester United)の白いシャツを重ねている。
今日はチャリティマッチなので中立チームのシャツというわけだ。
背番号は「11」、ネームは「BEST」とプリントしてある。
ベストイレブンという意味ではなく、かつてManchester Unitedの11番だったGeorge Bestに因んでいる。
さらにトレーニングスーツを着て、その上にN-3Bを着込んでいる。
完璧なるスペクテイタールック。

途中のコンビニエンスストアで昼食用のおにぎりを調達。
焼鮭(135円)、焼たらこ(128円)、かつおおかか(105円)、こんぶ(105円)。
避難所でろくに食べていない人たちがいるというのに四つも食うのか、お前は。

10時に現地到着。
入場門にすでに長蛇の列ができている。
思わず万博を思い出した。
いや、もちろんここは万博なのだが、思い出したのは1970年のことだ。
この列の群衆があの小さなスタジアムに収まるのか不安になったが……収まった。
後刻来る友の分を含めて席を三つ確保する。
三つ横並びで取りたかったので、すでに誰かが置いていった鞄を勝手に移動させた。

謎の団体PAGが座席を確保














やがて前座試合開始。
「GO! JAPAN!」と「SWERVES」と称するチームの対戦。
GO! JAPAN!はよしもとの芸人とガンバ大阪OBの混成。
OBは本並健治(よしもと)や木場昌雄(タイリーグから帰国)や小島宏美(引退)、森岡茂(FC大阪のプレイングマネジャー)、實好礼忠(現コーチ)、松波正信(同)など錚々たる面々。
SWERVESも芸能人と元プロや現役のフットサルプロの寄せ集め。
マラドーナそっくりの形態模写をする芸人がスタジアムを沸かせた。
こういう才能を備えた人たちを集めて、Jリーグ版ハーレム・グローブトロッターズ(Harlem Globetrotters)を組織してほしいものだ。
試合の結果は2-2。
GO! JAPAN!得点者はたむらけんじ、松波。
SWERVESは……覚えてまへん。

ガンバ大阪対ヴィッセル神戸戦は黙祷で始まった。
リーグ戦中断中の非公式戦であるため、ガンバには新布陣や新人をテストする絶好の機会ともなった。
#13キムスンヨンを右のサイドバックに、#18川西翔太を最前線に採用。
川西は得点チャンスを何度もつぶして、イグノと交代。
一方、相変わらず期待を裏切り続ける左サイドバックの下平匠は#15藤春廣輝と交代。
いずれもベンチに戻った直後に西野監督から厳しい叱咤を受けるのが見えた。
怪我から復帰したばかりの明神が負傷して#25横谷繁と交代したのが心配の種だ。
宮城県出身の#8佐々木勇人がガンバの先制ゴール。
福島県出身の#21茂木弘人が#27都倉賢をアシストしてヴィッセルは2点目を取る。
結果は2-2の引き分け。
試合終了後は両チームでフィールドを一周し、被災地応援のためのメッセージバナーを掲げた。














主催者筋から、入場料収益およびグッズと食品販売の収益から5,000万円を寄付できると聞いた。
また日本万国博覧会記念機構は、通常の試合開催時に発生するスタジアム使用料の700万円を無料にしたそうだ。
隣に座って観戦したマイミクのピュアさんの会社では、50万個の支援物資の提供を政府に申し出て受理されたのだが、被災地からの要請がないという理由で2週間近くも倉庫に放置されることになった。
結局、被災地への物資支援の調整を政府はできなくて、提供者自身が行うように依頼されたそうだ。

再びMTBにまたがって帰る。
花粉症対策でマスクをしているため、呼吸するのが困難だ。
防寒対策で着たN-3Bは自転車で走るには暑すぎて、帰宅する頃には汗びっしょりとなった。
帰宅してすぐ、汗に濡れたユニフォーム類を洗濯。
19:00からTVで「FNS音楽特別番組 上を向いて歩こう」を観る。

上を向いて歩こう、涙がこぼれないように。

2011/03/24

北摂を巡る旅

郵便配達のアルバイトもあと6回の「出撃」で終了する。
本日は休みをもらってあり、所用により外出。

千里中央の郵便局まで歩く。
本日支給された給料を、端数をのぞいてすべて引き出す。
09:16千里中央発のモノレイルに乗車、摂津市へ(360円)。
ポリテクセンター関西にて職業訓練への入校前オリエンテーションを受ける。
制服となる作業用ブルゾンと帽子のサイズ合わせあり。
お仕着せのものは(÷E)。
つまりかっこ悪いと言いたいわけで……
正午すぎに終了。

12:21摂津市発のモノレイルに乗車、千里中央を通り越して蛍池へ(450円)。
少路駅までの高架から、我が配達エリアの如意谷を一望することができた。
阪急電鉄宝塚線に乗り換えて池田へ(150円)。
駅の改札口を出てすぐのところにある宝塚ホテルのショップでハードドーナツを3個購入(315円)。
万博記念競技場の美味G(おいじい)横丁で買うよりも消費税分だけ高い。
駅前の銀行で、ゆうちょ銀行で下ろしたお金のほとんどを入金。
栄町商店街にあるコーヒーショップで昼食。
店頭で販売している自家製のパンを店内に持ち込んで食べることができる。
ミックスサンドイッチ1セット(400円)と菓子パン2個(計200円)を選んで入店。
サンドイッチのパンの耳を切りましょうかと言われたがとんでもない、と断わる。
天然果汁であることを確認してからオレンジジュース(300円)を注文。
ここはコーヒー屋とあって紅茶のメニューは皆無だ。
締めて900円、自分としてはかなり贅沢なランチとなった。

職安へ行き、我が担当のM氏と面談。
担当が決まっているわけではなくて、こちらが毎回彼を指名する。
職業訓練を受ける間の生活支援金を受給する手続きをしてもらう。
求職者にとってありがたい制度だが、雇用問題を解決しないと国の財源が枯渇する。
ただでさえ困難な時期に大災害に追い討ちをかけられたわけだ。
(天が我われに伝えたいことや何かある)

ふたたび阪急電車に乗って帰る。
「石橋」で箕面線に乗り換えて「牧落」で下車(180円)。
駅から箕面市役所の別館まで歩いて行く。
ここにある労働金庫のATMを使い、借金の2か月分を返済。
去年の夏、基金訓練を受けていた時に借りた金を36か月かけて返すことになっている。
歩いて帰宅。
風呂の残り湯をポンプで汲み上げて洗濯2ラウンド。
TVをつけ、Grace Kellyに魅了されつつ『裏窓』(原題:Rear Window、Alfred Hitchcock作品、1954年)を途中から最後まで観る。
 

2011/03/21

避難所にあればいいと思うもの

他の人がとっくに思いついているかもしれないけれど、いちおう書いておこう。

SANYOの充電式ニッケル水素電池eneloop。
eneloopに太陽光で充電するソーラー充電器。
そして、同じくeneloopの製品で、
充電式カイロ、
充電式ポータブルウォーマー、
充電式ひざ掛け、
充電式ウエストウォーマー、
充電式ネックウォーマー。
避難所生活をしている人に最適やないですか。

http://jp.sanyo.com/eneloop/lineup/index.html
 

被災した人たちに贈る歌

他の人が歌ったものだけど、こういうことを伝えたい。



 

2011/03/20

【J特】リーグ再開の時期

リーグ最下位、なんと縁起の悪い。
リーグ再開と打ちたかったのだ。
東北で起こった大地震の影響でJリーグは第2節以降を開催できずにいる。
いっそのこと半年間休止したらどうか。
9月に再開し、正月をまたいで5月に終了すれば、欧州の主要リーグと同じカレンダーになる。
彼らの都合に合わせて移籍が発生し、Jリーグのシーズン途中で有力選手を失う心配がなくなる。
炎天下でプレイする必要がなくなる。
(2010年はワールドカップが開催されたため、夏期はリーグが中断された)
プロ野球との間で、観客やメディアの奪い合いをしなくてもすむ。
それに、もともとフットボールは寒い時期のスポーツだ。
 

2011/03/19

【J特】震災チャリティマッチ

3月27日日曜日に、ガンバ大阪対ヴィッセル神戸が万博記念競技場で対戦する。
スタンドは全てが自由席となり、一律2,000円の入場料収益の全額が義援金として寄付される。
以上のことを、いつもリーグ戦をともに観に行っている友人たちに配信したのだが、誰も反応してこない。

震災などおかまいなしにM市には大量の郵便物が送られてくる。
いつものように朝礼で集配課の課長が社員を罵倒し、その課長を支店長が罵倒して一日が始まる。
仕事は楽しいものぢゃない、と支店長は断言した。
(ええっ、うそぉ)
豊中の郵便局でのアルバイトがけっこう楽しかったので応募したのだが、所変わればムードも変わる。
この支店で働くのは無愛想で利己的で、かわいそうな人たちだ。

超勤(残業)を断わり、自転車で帰る。
途中のローソンでチャリティマッチのチケットを買う。
金に余裕がないので自分の分だけだ。
たとえ都合が悪くなって行けなくなっても、義援金を寄付したことにはなる。
チャリティマッチのキックオフは13:00。
ぜひ万博へ行こう。