2011/06/12

【J特】ゲームの裏表

試合前の練習風景。右側がガンバ大阪















キーパー(GK)がゴールを守り切れば、最低でも勝ち点1が確保できる。
これを彼のノルマとするならば、他のフィールダーにとってのそれは1点以上取ることだ。
1-0で勝ち点3を取れればフットボールはたやすいが、実際はそう簡単にはいかない。
GKのノルマは重く、フィールダーは取れるだけ点を取っておかないと安心できない。

6月11日土曜日、万博記念競技場でJリーグ1部第14節のガンバ大阪対清水エスパルス戦を観る。
2-2。
点が取れそうなガンバ大阪がやっと2点取るのに対して、点が取れそうにない清水が簡単に2点取って引き分けた。
#11大前のFKによる得点を、藤ヶ谷が簡単に許してしまう。
そもそも藤ヶ谷のカヴァリング範囲は狭く、それは第13節のニュース映像を観てもわかるのだが、川崎の中村憲剛のシュートに対してジャンプする際に身体は伸び切っておらず、ボールに手が届いていない。

#9アドリアーノは能力の高いFWだが、この試合ではもう1、2点取ってもよかった。
#11宇佐美は自分の力だけで決めようとし過ぎている。
宇佐美からアドリアーノへ接続すれば簡単に得点できそうな局面で、パスが出なかった。

この日バックスタンドの最上段から観たゲームを、翌日にTVの録画でレビューした。
ちょうど裏と表から観ることになって、結果は同じでも別のゲームを観るようで面白い。

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