2015/01/21

十三大橋を渡る


注文してあった自転車のカスタマイズが年をまたいで、ようやくできた。
南堀江で引き取って、帰ってくる。
行きは地下鉄、帰りは自走。

ホイールは20インチ、ハンドルも短いので、出だしでふらつく。
自動車と横並びでの信号待ちからスタートする時が危ない。
まじめに車道を行こうとするのだが、邪険にされる。
曲がりたいところで曲がらせてもらえない。
結局、下車して横断歩道を押して渡り、方向転換をすることになる。

大阪の市内から北摂へ行く場合、淀川にかかる橋を渡らなければならない。
自転車にとっての難所である。
新御堂筋にも川を越える橋があるが、自転車は通行禁止になっている。
東寄りの長柄橋を渡るか、西側の十三大橋を渡るか、である。
今回は十三大橋を渡る。
























車道を諦めて、歩行者と同じレーンを行かせてもらう。
橋の上を吹き渡る風が冷たい。
豊中までは緩い登り坂が延々と続く。
寒いのにもかかわらず汗をかくが、自転車は快調。
ワイドレシオのトランスミッションに換装したのが効いた。


2015/01/01

カンピオーネ


謹賀新年。
昭和27(2015)年の干支は乙未(きのとひつじ)。
還暦である。
赤いちゃんちゃんこは、自分には絶対に似合わない。
青いのならまだしも。

それよりめでたいのは、ガンバ大阪の三冠である。
2014年末、口をついて出るのは「カンピオーネ、カンピオーネ、オーレオーレオーレ」の歌ばかりだった。
そんなわけで年賀状のデザインもこうなってしまったが、受け取った人たちの中には意味の通じない人もいるだろうね。




















2014年の三冠を含め、星が八つになった。
(優勝したら、ユニフォームの胸に星をつけることになっている)
ひときわ大きいのはAFC Champions Leagueで優勝した時の星(2008年)。
この年はClub World Cupで三位になっている。
世界第三位のクラブチームということだ。

2007年と2014年にJリーグ杯獲得。
2005年と2014年にJリーグ1部で優勝。
2008、2009、2014年に全日本選手権大会で優勝、天皇杯獲得。

今年はリーグ戦が2ステージ制となる。
システムが変わろうとも、ガンバ大阪に期待されるのはリーグ連覇である。


 

2014/12/31

凍てつく世界


大晦日の夜にシベリアから寒波がやって来るらしい。
なんか(南下)してけつかる。
雪の正月になるかもしれない。

この期に及んでも、自分の年賀状が完成していない。
邪魔をしているものがあって、その一つが『凍てつく世界』(ケン・フォレット著/SB文庫)である。
今回の年末年始の休みは長いから、本でも読もうかと思って買った。
読み出すと、なかなかそこから離れられないのが本好きの弱点である。


なんと四巻本である。表紙をつなげると一幅のパノラマができ上がる
















 

2014/12/30

事故車復活


事故以来、我がMTBブルネロ号はベランダに置きっ放しになっていた。
後輪のブレーキを作動させるためのワイヤが、ブレーキレバー(ブルネロ号の場合は右側。通常は左)からの出口で部分断裂しているのを、修理できずにいたのである。
レバーは交換してしまうつもりで、早くにネットショップから購入してあった。
ワイヤももちろん新品に換える。

陽が差して暖かい日、修理開始。
ワイヤだけでなく、レバー本体が傷んでいるのを発見。
さらに、フォークのクラウン部分にも、衝突の痕跡を見つけた。



上が右レバー。溝がひしゃげてワイヤが抜けない状態




















錆のように見えるのが、加害車の塗装が付着している部分




















加害者の車の塗装が見てとれる。
やはり「当たりどころがよかった」わけで、左右どちらかにずれていたら……と考えると背筋がさむくなる。

リンクワイヤを前後ともリリースして、レバーを左右とも撤去する。
前ブレーキはそのまま生かし、後ブレーキのワイヤを引き抜く。
新しいレバーにそれぞれワイヤを固定して、前後輪のブレーキ本体とつなぎ、長さの微調整を行う。
短かすぎるとブレーキがかかりっ放し、長すぎるとかかりが遅いということになる。

作業終了後、車体を乾拭き。
チェーンに注油して、ようやく走ることのできる状態に復帰した。

 
 

テスラ


納車まえの新車を見に出かける。
心斎橋から西に歩いて向かう先は南堀江。


MODEL Sが並ぶ店頭



















テスラである!
これこそ我がポリシー「化石燃料を焚いて走る車は持たない」を満たすものである。
(日産のLeafもまたしかり。)
テスラの名はアメリカの電気技師ニコラ・テスラに因む。
魔術のような彼の業績は、小説や映画の題材にもなった。

テスラのショップ(期間限定で、2015年2月28日までオープン)をスルーして、velo life UNPEUへ行く。
ここで注文したのが、スイス製のミニヴェロBrunoである。
テスラを買う金で300台は買えてしまう、小さな車である。


注文したカスタマイズは、まだできていない





















年賀状出来


自分のではなく、母の。
ワンビジュアル・ワンコピーのシンプルなものなので、比較的容易に作ることができる。
今回はビジュアルに過去のプリント写真を使うことになったので、スキャニングする手間が加わった。

プリントを預かって、いったん自宅に帰る。
フラットベッドのスキャナーで読み込んで、画像の補正を行う。
翌日、実家のiMacに画像を取り込んでレイアウト作業。
OSは9.2、アプリはApple Worksを使用。
10年ぐらい前のColarioで印刷する。



使用写真はオランダ・アムスの風景



















人のを作るのは早いが、自分のがなかなかできない。

  
 

カレンダー


たかがカレンダーといっても、なかなかいいものが見つからない。
以前使ったことのある、贔屓のフットボールチームのものは、ポスターとしての要素が大きくて実用的ではなかった。
好みのタイプは、緑多き自然の風景写真の下に、書き込みのできるシンプルな暦がついているものである。
フットボールの試合のある土曜日と日曜日が週末になっているもの、つまり「月曜日始まり」も必須の条件である。
最後の条件がなかなかクリアできない。
市販のものでようやく見つけたのが、永岡書店製の一品(ひとしな)。
B3サイズの縦長で、残念ながら美しい風景写真はついていない。



愛想なし。
























 

勝利


「勝利を収める」とは言うが「勝利する」とは言わんやろう……

贔屓のチームがリーグ優勝をした翌日、気が大きくなって買い物をした。
新車、である。

バスに乗って地下鉄の駅まで行き、梅田に出る。
徒歩で中崎町の車屋を目指す。
目的の車はなく、別の店に移動。
中崎町から地下鉄を乗り継いで、西大橋へ。
顔見知りのポルシェセンター中大阪は素通りする。
セブン・イレブンでクッキーを買い、小腹を満たす。
美味いと思ったらBOURBON製品だった。

店員に教えてもらった道を行く。
ようやく見つけた店でさっそく2015年の最新モデルを予約注文。
自分の好みに合わせてカスタマイズを依頼する。
トランスミッションを、ワイドレシオのものに換装。
シートを英国製の黒い本革に変更。
ステアリングもブルホーンタイプに換装、色も黒にする。
納車は年末から年明けにかけての予定である。

帰りは心斎橋まで歩いて地下鉄に乗る。


御堂筋のイルミネーション



















白く輝くは、我らがアイコン



















気が大きくなったまま、梅田で買い物。
冬物の替えズボンを求めて阪急メンズ館へ。
J-PRESSにたどり着く前に、1階でグラブを買ってしまう。
たまたま目についたのを試してみたら、ぴったりだったのだ。
イタリア製の鹿革で、裏はついていない。
価格20,000円はリーズナブルだ。

J-PRESSは空振り。
ウエストのサイズが合う細いズボンは一本もない。
顔馴染みの店員が、あとはオーダーするしかない、と言った。


 

2014/12/07

ガンバ七つ星



11月10日に発売済み




















 『本の雑誌』12月号に偏固ジャーナル掲載さる。
そして……12月10日発売の1月号にも掲載決定。
予告広告に曰く「わが家のセッチン本は甘酸っぱくて危険だ!?」←編集デスクが我がエッセイにつけたタイトルなり。


さて、Jリーグ1部は第34節。
今節が最終戦となるが、大雪の影響で新潟対柏戦は中止。
開催場所をカシマスタジアムに変更し、12月8日月曜日に行われることになった。
徳島で行われた徳島ヴォルティス対ガンバ大阪戦は、0-0で引き分け。
J2に降格する徳島が、ホームスタジアムの最終戦で簡単に負けるわけがないと思っていた。
なんとなく、こんな結果になって、優勝を逃がしそうな予感はあった。
テレビの画面に映し出されたガンバの選手たちの顔は、案の定、緊張で硬直していた。
一人、遠藤を除いて。

優勝する可能性のあった浦和と鹿島が、どちらも負けたおかげというのは、あまり喜べない。
とは言ったものの、選手のインタビューのバックに聞こえてきた「カンピオーネ」の歌声に、思わず涙があふれてきた。

今季は残り一試合。
山形戦もイージーなゲームではないことを肝に銘じよう。


 

2014/11/30

残り2試合で二冠獲る


Jリーグ1部第33節、ガンバ大阪対ヴィッセル神戸戦。
3-1でガンバの勝ち。
得点者:宇佐美(2)、パトリック


選手入場!



















「一年間応援ありがとう、と言いたいところですが……」
ホーム最終戦セレモニーで、キャプテンの遠藤が切り出した。
リーグと全日本選手権を一試合ずつ残しているので、引き続き応援してね、ということだ。
そして、勝って二冠を獲る、と高らかに宣言した。

リーグ戦第33節を終了し、最終節で優勝する可能性のあるのは以下の3チーム。
1位:ガンバ大阪、勝ち点62・得失点差28
2位:浦和レッズ、勝ち点62・得失点差21
3位:鹿島アントラーズ、勝ち点60・得失点差26

ガンバ大阪は徳島に勝てば、優勝はほぼ間違いなし。
浦和レッズが大量に得点して名古屋に勝たない限りは。
しかし、フットボールでは何が起こるかわからない!
徳島が必死のパッチでガンバに勝って、名古屋が浦和に勝つ可能性もある。
そこで鹿島が鳥栖に勝てば、逆転優勝できるわけだ。
いやいや縁起でもない。
シンプルに、1点以上の差をつけて勝てばいい。


 

2014/11/25

Amazonの我慢


11月21日金曜日。
仕事帰りに店で食事。
味噌カツ(赤味噌のたれがかかった豚カツ)を食う。
翌日に大一番をひかえ、「レッズに勝つ」という験かつぎである。



付いている鍵のブランドが「GOAL」とは洒落がきいている




















最近、Amazonでの買い物がうまくいかない。
その一。
Victorinoxの五徳ナイフを買った。
ナイフ、やすり、鋏、ピンセット、楊枝の五つが装備された商品である。
そのことは写真と説明文に明記されている。
色のオプションでシルバーを選択。
届いた商品は、三徳ナイフだった。

Web上でAmazon返品プログラムを開始。
電話またはチャットでクレイムを受け付けるとある。
迷わずチャットを選択。
担当者に、不都合の内容を伝える。
なんと、彼の(彼女の?)名は「我慢」だという。
[何かの冗談ですか?]
思わずそう入力した。
[本名でございます]
と返ってきた。
[失礼しました]
我慢せい、という意味かと思ってしもうたわ。
この件は結局、着払いで商品をAmazonに返し、こちらにはお金を返してもらうことになった。

その二。
事故で傷んだブレーキレバーの代替品を購入。
Webに掲載されているカタログ写真では黒い色だったので、黒と思い込んでいた。
届いた商品はシルバーだった。
確認すると、商品名に「シルバー」と書き込んである。
こちらの落ち度か。
気に入らない色だけれど「我慢」するか。
いや、だめでもともと、とまたクレイムをつける。
このたびは、フォームに書き込むスタイルだ。
すると、やはりショップ側に非があるので返金する、とメイルが返ってきた。
しかも、商品は返す必要がないので、客側で処分せよとのことだった。
そんなん、あり?

 

2014/11/09

事故翌日


Jリーグ杯決勝戦の録画を観る。
広島対G大阪とタイトルにあるように、ガンバはアウェイの扱い。
したがってユニフォームも、白−白−白である。
広島がキックオフして試合開始。
遠藤がコイントスに勝って、ガンバサポーターが陣取るクルヴァ側のエンドを選んだようだ。
前半はサポーターに背後を支えられて守り、後半は青黒に染まったスタンドめがけて攻め上がることができる。

前半の途中まで0-2。
広島の最初の得点がPKだと初めて知った。2点とも、やんちゃくそ岩下の「自責点」だ。
2点取られても動じない様子のガンバは立派。
その後、パト、パト、コータローで逆転した時にゃ……
試合の終い方も、いつものガンバらしくなくてよかった(笑)
優勝賞金100,000,000円はぜひスタジアム建設募金団体に寄付していただきたい。

事故から一夜明け、あらためて自転車を見ると、恐ろしい。
右ブレーキの台座に、加害者の車の塗料片がこびりついている。
台座から伸びているブレーキワイヤは折れ曲がっている。
この位置に「峰打ち」を食らっているわけだが、外側にずれていれば、ハンドルを握っていた右手に相当大きなダメージを受けていたに違いない。
打撃は、背負っていたデイパックのハーネスごしだったので、重傷を免れたのだと思う。
内側にずれていれば鎖骨を折ったり、顔面にも当たっていただろう。
それを考えると、背筋が寒いのである。


 

事故〜リーグ杯


11月8日土曜日、Jリーグ杯決勝戦が行われる日。
実家でテレビ観戦する予定だったので、MTBに乗って出発。

ターミナル近くの交差点で信号待ちをしている車列の歩道側を走っていた。
推定速度は時速25キロメートル。
右側に停まっている車のドアが、突然開いた。
とっさに何かをする暇はなく、ジャストのタイミングでガツンとぶつかった。
刀の峰打ちはかくやと思う衝撃を右肩に受けた後、転倒。
道路上に投げ出されたショックでしばらく立てない。

この事故を近くで見ていた人たちが駆け寄って来て、救急車を呼ぼうか、警察に連絡しようか、と声をかけてくれる。
救急車を断わって、近くの交番から警察官を呼んでもらう。
肩の骨は折れてはいないようだが、痛みがどんどん激しくなってくる。
土曜の午後とあって近隣の医院では診てもらえそうにないので、警察官に頼んで救急車を呼んでもらうことにした。
この時、気になっていたのは大事な試合のことである。
(キックオフの時間に間に合わない……)

やがて到着した救急車で、M市民病院のERへ搬送された。
これが生涯二度目の救急搬送である。
(社会人リーグの試合中の事故で片目を失明した時以来)
診断結果は右肩打撲・挫創、右膝打撲・挫創、左臀部打撲。
痛みが強いので、鎮痛薬をもらう。
大騒ぎをした割には、大した怪我ではなかった。

ERの待合室でタブレット端末を開く。
Jリーグの公式ウェブサイトにアクセスを試みるが、電波が入って来ない。
加害者の金で支払いをすませ、事故現場に戻る。
交番で、事故係がやって来るのを待たされる。
水をもらって、痛み止めを飲む。
ここでもタブレットを開いて試合経過を確認する。
広島に2点先行された後、追いついたことがわかる。

画面が更新され、#19大森が逆転ゴールを決めたことを知るが、試合はまだ続いている。
ガンバにとって最も危ない時間帯を、無失点で終えなければならない。
3-2で試合が終了した時には、交番の椅子の上で泣きそうになった。






2014/11/02

しぶとい仙台


Jリーグ1部第31節、ガンバ大阪対ベガルタ仙台戦の日。
豊中後援会主催の小学生対象のサッカー教室が、サブグラウンドで開かれることになっている。
天候不順ならば中止、の決定を8:00に連絡してくるという。
スタッフの集合時間は8:30なのに、8:00にゴーサインが出てから出発しても間に合わない。
そうか、自動車で走って来いということか……

ところがこの日、万博の外周道路が大渋滞。
教室参加者も軒並み遅刻する事態となった。
万博公園内で別のイベントが開催されているせいと思われる。
近い将来に、新しいスタジアムと巨大アウトレットモールができるのだが、さらに増える交通量をどう処理するか、誰か考えてる?

11:30に教室を終了して撤収作業。
欠席の人があり、配付する景品の選手のサイン色紙が余ったので、役得で一枚いただく。
自分は誰のサインにもまったく興味がないので、友人Mのために#13阿部を選んだ。

正午を少々過ぎて入場。
今にも雨が降りそうだが、持ちこたえている。
スタンドでマッチデイプログラムに目を通す。
遠藤/倉田で買ってきた「大きな三角おにぎり」で腹ごしらえ。
ボリュームがあって「一粒で三度おいしい」。
渋滞に巻き込まれたM君が、ようやく到着。





















仙台はしぶといチームだ。
ガンバのアタックに対するディフェンダーの間合いが近く、詰め方が速い。
間合いを広くとってドリブルで前進したいタイプの#39宇佐美にとっては厳しい戦いとなった。
それでも、遠藤→大森とパスが渡り、二試合連続得点が生まれる。
試合はそのまま1-0で終わろうとしていた。
85分、隣に座っていたカップルが席を立ってスタンドを後にした。
すると、追加時間帯に失点。
こういうパターンは、J2に降格することになった頃の悪いガンバを彷彿させる。
今季ガンバの攻撃の原動力となっているのが#29パトリック、#39宇佐美、#19大森だが、すべて交代させる羽目に陥った。
終了間際になって投入された#9リンスには充分な時間なし。
サポーターの失望のため息がスタジアムを包んだ。


 


2014/10/26

映画:Maker


デイパックを買い替えた。
これまで使っていたものはクレジットカードのポイントと引き換えた景品だった。
メーカーはDeuter(ドイター)、ロゴは小文字で始まる。
たまたま手に入れたものだったが、これが「当たり」。
背中に当たる部分に太い畝状の「airstripes」と呼ばれるものがついていて、蒸れない。
背負い心地が快適で、これを経験してから他の製品は使いづらくなった。
という訳で、より容量の大きい30リットルのdeuterを選んだ。

何年かぶりに、自室以外で映画を観た。
上映の場所は北加賀屋にある倉庫。
北加賀屋なんて初めてである。
そこにFab Lab(ファブラボ)といって、モノ作りの好きな人(Maker)たちが集まる工房がある。
アメリカからやって来た「Make: 」のムーブメントが、日本でもあちらこちらに広まりつつある。
大阪では北加賀屋に拠点ができた。

倉庫を改装した工房の二階にオープンスペースがある。
一階で1,000円払って、二階に上がる。
壁が白塗りのコンパネで、これをスクリーン代わりにするらしい。
段ボールでこしらえたスツールがまばらに配置されている。
映像はPCからプロジェクターを通して映写される。
アメリカのMakerたちの活動を紹介してくれる映像だが……
なんと、字幕に追いつかない。
自室ではいつも、リモコンで一旦停止をかけて、読み漏れがないようにしているのだが。
こんな体たらくでは、もう映画館には戻れまい。
トイレも近いし(爆)

ワンナイトスタンドの上映を観て、来た道を戻る。
途中で見つけた牛丼屋にふらっと入り、腹の虫をおさえる。
こういう店のシステムにさえも馴染んでいない自分を発見した。

 

2014/10/18

万博公園に東口あり


当然あるやろさ。
しかし小生の言うのはガンバ大阪のゴールキーパー東口順昭(ひがしぐち・まさあき)のことである。
彼がゴールを守るようになって守備の安心感が醸成され、前の選手は攻撃に専念できるようになった。
これが現在の好調の原因である。
気が早いけれど、今季のMVPは東口に決定。


15日水曜日。
全日本選手権大会準々決勝、G大阪対大宮アルディージャ戦に招待される。
この日の観衆は3,602人。
指定席であろうとなかろうと、どこに座ってもOKの状態である。
両チームともベストではないメンバー構成で対戦。
もたつきながらも2-0でガンバが勝って準決勝(対清水戦)に進出した。
ちなみに同席の友人Mは、この試合を「天皇賞」と呼んでいる。


人影まばらな、スタジアムへのアプローチ




















18日土曜日。
Jリーグ1部第28節、G大阪対川崎戦に招待される。
それとは別に後援会から召集がかかったので、試合前にスタジアム建設資金の募金をする。
10時、MTBで出発、途中で飲食料調達。
11時、クラブハウスに到着、ショップで買い物。
11時半、スタジアム場外に到着、募金開始。
13時15分、今野選手(今節出場停止)が応援到着。
13時45分、募金終了。
今野選手と握手するが、彼の手に力なし。

急いでスタンドへ。
水曜日とは違って、大入りである。
先に来ていたMと観客数の当てっこをする。
小生:17,850人に対してM:18,200人。
発表された観客数は、17,615人であった。

試合結果は1-0(得点者:#14米倉)。
首位の浦和が負けたため、勝ち点差4の2位となった。
川崎の猛攻を完封できたのは、#1東口の度重なるシュートストップに負うところが大きい。
#5丹羽も身を挺してシュートを防いだ。
観ていて涙が出そうになった……



秋晴れ!




















Jリーグ杯(ナビスコカップ)は決勝に進出。
全日本選手権大会(天皇杯)は準決勝に進出。
という訳で、今もっとも忙しいJ1チームがガンバ大阪である。




本日購入品、組み立て中



















 

2014/10/13

2戦合計5対4


派遣会社と契約して、倉庫番の仕事にありついた。
9日の仕事帰り、MTBにまたがって万博へ。
Jリーグ杯の準決勝、ガンバ大阪対川崎フロンターレの第1戦を観に行く。
いや、応援しに行く。

キックオフの30分前、やっと山田駅付近に達するが、本降りの雨になった。
まったくの想定外。
MTBを乗り捨てて、モノレイルで行こうかと本気で思った。
駅は真上にあるが、列車が頻繁にはやって来ないことを考えると、友との約束の時間には間に合わぬ。
自力で走るしかない。
こんな時に限って、泥よけを装着していない。

危険な石畳の上だけ慎重に走って、時間に間に合わせる。
友はおらず、携帯端末にメイルが入っている。
急な降雨により、予定の席を変更して、ボックス席を用意してくれたとのこと。
想定外のまた想定外。

ゲームは、第2戦を楽に戦うために5-0ぐらいのスコアで勝ちたいところ。
結果は3-1だった。
やらずもがなのアウェイゴール1が痛い。
第2戦で、仮に0-2で負けるとカップ戦から敗退となってしまう。

雨の中、泥々になって帰る。



TVのクルーやマッチコミッショナーも同じ席



















眺めは最高!




















11日、クラブハウスへ走る。
一階にあるショップ「ブルスパジオ」で買い物。
チームは午後1時に川崎に向けて出発したあとだった。
朝交通事故を起こした二川選手は、間に合ったのだろうか……
顔見知りのスタッフと、レプリカユニフォームへのオリジナルネーム印刷について意見交換。

12日、Jリーグ杯の対川崎の第2戦開催。
2-3で敗戦するも、2戦合計5-4で決勝戦への進出が決定した。
ディフェンス力が落ちてきているのか、3点もとられたのが不安材料である。


 
 

2014/09/21

2-0だが宇佐美無得点


ピンクの豚って言うたらあかん、と釘をさされてはいるんですが……
なぜかと言うと、それはあるフットボールチームの「蔑称」だからだそうです。
そのチームと対戦する相手のサポーターがその名前を呼んだり、横断幕に書いて掲げたりすると、出入り禁止の処分を受けることがある。
そういう事件を起こしたことにより、クラブ自身もリーグから処分を受けることがある。

自分としてはピンクの豚っていう言葉を耳にして想起するのは、憎悪ではなく愛玩の対象としての「めす豚ピンキー」なので、スタジアムで相手チームを豚よばわりするのは、せいぜいがからかいの気持ちからである。
くたばれ豚野郎、なんて絶対に思ってへんから。


ピンクの豚、ぢゃなかった旗で満杯のクルヴァ・スッド



















2014年9月20日土曜日、Jリーグ1部第24節ガンバ大阪対セレッソ大阪戦。
「大阪ダービー」と名付けられた一戦で、ガンバが勝利を収める。
2-0。
得点者:#13阿部、#20佐藤
後半終了直前、#39宇佐美→#10二川とパスが通り、シュート。
キーパーが止めたが、前にこぼれたボールを佐藤が蹴り込んだ。
最高の幕切れだった。



六つ目がなかなか獲れない星たち



















この日、ちょっとした騒ぎが二つ起こった。
一つは日本代表チームの監督であるハビエル・アギーレが視察に訪れたこと。
彼が座ったVIP用のボックス席のまわりに、まるで人気歌手に群がるかのごとく観客が押し寄せた。
雑居浪人が来たときにも起こらなかった事態に、クラブのスタッフが慌てた。

騒ぎの二つ目はそれ以前にメインスタンドのど真ん中で起こっていた。
ガンバサポーターの少年が、セレッソサポーターの友人と二人で座っていた。
その友人君がセレッソサポーターであることは、ピンクのユニフォームから明らかである。
それを間近で目にしたガンバサポーターの一人が、因縁をつけたのである。
周りの人が振り返るぐらいの大きな声でそのガンバサポーターが叫んでいたのは、ここはお前なんかの座る場所やない、出て行かんかいという趣旨の言葉だったと推察する。
はっきりとは聴きとれない距離だった。

対戦相手チームのサポーターがホームチームのサポーターの集まる席に座ることは遠慮されるべき、というのが暗黙のマナーになっている。
試合を運営する側のクラブも、相手チームのサポーターに対してはアウェイ側の席を使うように案内をしている。
そうしないと危険だからである。
憎悪のエネルギーをベースにして応援をしている輩が多いための措置でもある。

頑として席を離れようとしないセレッソサポーターの少年は、かえって健気に見えた。
ピンクのシャツの上にジャケットを着て隠そうとするのだが、例のガンバサポーターは許そうとしない。
やがて、騒ぎを起こしたサポーターたちは姿が見えなくなったのだが、それぞれスタッフが話をつけて、どこかに連れ去ったようである。

 

2014/09/12

あなタブ!


おっと。
出かける予定があるのを忘れていた。
あまり気乗りしないのが、忘れる理由だろう。
14:00から16:00まで市の施設の会議室にて、シニア向けタブレット講習会の講師(見習い)。
研修中でも交通費ぐらいは出してくれるのが普通だと思っていたが、否。
どうせ今日が最期とあきらめて行く。
行くと約束はしたのだ。
まったくの受け身で終わるのも面白くないと考えて、講座向けのアイディアを企画書にまとめて持っていく。
企画の押し売りである。
いや、金は払ってくれないだろうけれど。

企画書のタイトルは『
いきいきシニアプログラム
あなタブ!
“あなたのタブレット見せてください”

』というものである。

高齢者(シニア)がタブレットを使って、ソーシャルネットワーク上で自己表現・発信を行うことにより、生きがい意識を高めることが目的である。
講座参加者たちの個性豊かに装ったマイタブレットを見て、思いついた。
各人が、自分のタブレット自慢や見せびらかしをネットを介して行う、というイメージである。

バスに乗って当市の下町へ。
MTBで走って行きたいところだけれど、汗をかくのは避けたいのでやめておく。
メインターミナルまで行って、下車。
駅前のコンビニエンスストアで「小倉デニッシュ」と「宝塚ホテル・ハードドーナツ」を買う。
支払いはPi・Ta・Paで行う。
隣の書店で『本の雑誌』の10月号を、これまたPi・Ta・Paで買う。
ブログとは別の内容の『偏固ジャーナル』を投稿しているのだが、たまに採用される。


今回は「豚タイトル本」についてのお話
























13:30、会場にとうちゃこ。
「タブレット講習会10:00から12:00」と印刷されたチラシが掲示されている。
ああ、やってもうた、時間の勘違い。

とりあえず、講習会の部屋まで行ってみる。
すると、準備中である。
チラシのことを指摘すると、あわてて印刷したので時間を間違えた、ですって。
ほっとする。
差し出がましいのですがと言って、用意してきた企画書をプレゼンする。
いや、プレゼントか。

本日のプログラムでは、タブレットで写真撮影をして、撮った画像をアルバムに整理する。
そのために「iフォトアルバム」というアプリをダウンロードするところから始めた。
初級のシニアがチャレンジするので、そう簡単にできるはずがない。
うまく教えたつもりが、いざダウンロードする段になって、パスワードを知らないと言う。
Apple IDを使ってサインインするためのパスなのだが、息子さんからもらったiPadなので、知らないそうだ。
ちゃんと教えてあげておいてよ>息子さん

部屋のあちらこちらで、それぞれ異なる理由で紛糾しつつ、講習会は進み、やがて終了の時間を迎えた。

 

2014/09/11

正念場の秋


9月3日(水)アウェイ:リーグ杯準々決勝第1戦/対神戸戦
9月7日(日)ホーム:同上・第2戦
9月10日(水)アウェイ:全日本選手権大会4回戦/対広島戦
9月13日(土)アウェイ:リーグ第23節/対広島戦

9月20日(土)ホーム:同上・第24節/対セレッソ大阪戦
9月23日(火・祝)アウェイ:同上・第25節/対清水戦
9月27日(土)ホーム:同上・第26節/対鳥栖戦
△ 以上、9月の7ゲーム
10月5日(日)アウェイ:リーグ第27節/対鹿島戦
10月9日(木)ホーム:リーグ杯準決勝第1戦/対川崎戦
10月12日(日)アウェイ:同上・第2戦
10月15日(水):全日本選手権大会準々決勝戦
10月18日(土)ホーム:リーグ第28節/対川崎戦
10月22日(水)アウェイ:リーグ第29節/対柏戦
10月26日(日)ホーム:リーグ第30節/対東京戦
△ 以上、10月も7ゲーム

ガンバ大阪のゲームスケジュールである。
フットボールにあるまじき過密日程(△の部分を除く)なのだが、強いチームほど、このようになってしまう。
ガンバ大阪は、リーグ杯(ナビスコカップ)、全日本選手権大会(天皇杯)ともに勝ち進み、二冠はおろかリーグでもう一冠獲ることも可能な状況にある。
広島や川崎など、実力のあるチームも同様の状況なので、どのステージでも顔を合わせることになる。
同じ相手に、続けて勝たなければ上にはいけない。
勝ったり負けたりしていては、強いチームとはいえない。
勝ったり勝ったり、悪くても引き分ける(相手から勝ち点2を奪う)のが強いチームである。
今シーズンのガンバ大阪が真価を問われる2か月である。