京阪電鉄が運営する遊園地「ひらかたパーク」の中に設けられているスイミング・プールの名が「The Boon」で、それをすぐに連想した。
「はこBOON」は、Yahoo!のユーザ向けに伊藤忠商事が開発したサービスで、配送はヤマト運輸に痛くされて、ぢゃなくて委託されている。
Yahoo!のIDでログインし、ウェブ上で送り先の登録を行ない、クレジットカードかネットバンクによる決済ができる。
送料の計算は、配送地域の他に自己申告のサイズと重量により行なう。
差出人(自分)の住所情報も同時に入力しておく。
そして、梱包済みの荷物をFamily Martまで持っていくのが条件だ。
「Famiポート」と呼ばれる専用端末がある店ならば、どこでもよろしい。
その店で、現金による支払いもできる。
Famiポートは、LAWSONの「Loppi(ロッピー)」と同様のサービスターミナルだ。
このターミナルに、事前にウェブから出力されたサービスコード12桁を打ち込む。
スロットから吐き出された長いレシートをレジカウンターに提出する。
カウンターで送り状が発行されるという段取りだ。
店自身が「はこBOON」に慣れておらず、手間取るので店員を叱る。
送り状には、荷物の品名・送付先・差出人が印字されていて、依頼主自身が荷物に貼付する決まりになっているそうだ。
自己申告したサイズと重量のチェックはなかった。
忘れたのか。
配達日の指定はできないが、時間帯の指定はできる。
そんなこんなで料金は宅急便より1割以上も安い。
伊藤忠のネットビジネスはあまり信用ならないという気もするが、今の時期ゆうパックよりは信頼できるだろう。
さて、送った荷物の中身はPalmの日本語版最終モデル、m515だ。
これにNTT DoCoMoのPaldio 633SというBluetooth対応PHSを組み合わせてたいへん重宝した。
m515のSDカードスロットにBluetoothカードを装着し、ポケットの中のPHSとリンクさせて、メイルチェックやウェブブラウズができた。
やがてNTT DoCoMoのPHS事業が滅んだため、残念ながらそれができなくなった。
携帯電話も進化してフルブラウザが搭載されるようになった。
スマートフォンも台頭してきた。
感傷的な理由で今日までm515を手元に置いていたのだが、ついにあきらめた。
一度ネットオークションに出品したが、最終入札額3,600円を見て出品自体を取り消し。
あまりにも安い。
取消手数料に525円支払った。
最低落札希望価格を5,150円に設定して再出品。
これが11,000円で落札されたので、初回の出品取り消しは判断がよかったといえる。
こうしてm515はもらわれていったのだが、実は押し入れに「IBM WorkPad」がもう1機眠っている。
(爆)
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