2010 FIFAワールドカップの得点王が、Thomas Müller(ドイツ代表)に決まった。
日本語のニュース記事を読むと、同点4人の中から彼が選ばれた理由は「アシストを考慮して」というものだった。
曖昧な表現で、理解不能だ。
アシストをどう考慮したのか。
たとえば、単独でドリブルしていって、シュートをした場合に「アシスト」はつかない。
アシストなしで得点した方が偉い!と考えるのであれば、それが得点王の条件になり得る。
チームプレイなのだから、味方の選手との協働で点を取った方が尊い!と考えるのであれば、アシストを受けた数の多さがその条件になる。
また、単に自分が得点する以外に、他人をアシストして点を取らせたことを考慮するのか。
FIFA.comのウェブサイトで確認したところ、3番目の理由だった。
そうなるとまた一つ別の問いが発生する。
「得点王」は表彰するが、「アシスト王」はしないのか。
今大会世界中が期待したMessi(アルゼンチン代表)は結局一つも点を取らなかったが、アシストは多くしたはずだ。
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