2010/07/02

やはり芋蔓式読書

スピーカーキットの組み立ては、あの後センターキャップを接着して終了。
ただしキャップを水平に載せることができず、しかもボンドの接着力が強く修正不能。
不細工な仕上がりとなった。

今夜からまたワールドカップの準々決勝を観戦するのだが、合間に本も読んでいる。
本の雑誌社の営業部長の日誌を読むと、一部では時代小説に飽きてしまった人もいるらしい。
http://www.webdoku.jp/column/sugie/2010/06/29/112718.html

こちらは反対に、最近よく時代小説を読むようになった。
宇江佐真理の髪結い伊三次捕物余話のシリーズに出会ったきっかけを、もう思い出せずにいるけれど、そこから芋づるを引くように、
『雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話』(宇江佐真理、文春文庫)
 満足度……☆☆★
『傷 慶次郎縁側日記』(北原亞以子、新潮文庫)
 満足度……☆☆★
『影帳 半次捕物控』(佐藤雅美、講談社文庫)
 満足度……☆☆☆
と読み進んでいる。
これらを選んだ手がかりは各社の文庫解説目録だ。
『おこう紅絵暦(べにえごよみ)』(高橋克彦、文春文庫)にとりかかろうとして、いつものようにあとがきを先に読み、本作に前日譚のあることを知る。
『おこう…』を中止して『だましゑ歌麿』を買いに走る。
たまたま文庫の安売りをしていたBOOK・OFFで、厚さ20ミリはある『だましゑ…』を200円で購入。
それを今日読み終わった。
満足度、☆☆☆プラス☆だった。
 

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