2010/11/15

CYCLE MODE 2010

曇り空の南港インテックス














FUJIのSTRATOS R(700Cホイール)











FUJIのCOMET(20インチホイール)















年に一度の自転車と自転車用品の大見本市を見る。
これほど老若男女を満遍なく動員するイベントは珍しい。
頭のてっぺんから爪先までサイクリングギアに身を包んだ男がいるかと思えば、背広姿の老人、普段着姿の女子高校生、乳母車を押している夫婦、そして最も元気な男子小学生。

テストコースで試乗ができる。
入場前に申請を行い、試乗パスがわりのリストバンドを巻いておく。
ヘルメットを借りて、必ず着用しなければならない。
人気ブランドには長蛇の列ができる。
目当てだった「FELT」も「Tyrell」も残念ながら出展していない。
前年試乗して好感触だった「FUJI」のブースへ行くが、目当ての車種「STRATOS」「COMET」には試乗車がない。
「Panasonic」で整理券をもらい、Cr-Mo(クロムモリブデン鋼)製フレームの車に試乗する。
ここでは、自転車をたんに「車」と呼ぶのだ。
不慣れなドロップハンドルのため試乗感は最悪だった。
体は前屈みで、首だけ上げるのが苦しい。
続いて「SURLY」のシングルスピードに試乗する。
乗ってから気付いたのだが、フィクスト(fixed)ギアだったので足を止めることができず、これまた難儀した。

見本市のいいところは「買わなくてすむ」ことだ。
会場内には手に入れたくなる物がいっぱい並んでいるのだが、その場で買うことはできない。
見本市たる所以だ。
売られているのに金がないから買えないと悩まないですむわけだ。
少なくともその場では。

PC関連の展示会と同様、こういう機会に積極的に行うのは資料集めだ。
目についたカタログやパンフレットをいただいて、どんどんデイパックに詰めていく。
ほとんどが無料配布だが、なかには有料のものもある。
最近の流行は、環境団体へ募金させる代わりにカタログを渡すというものだ。
国内最大の部品メイカー「SHIMANO」のカタログを100円の寄付金と交換に手に入れる。
「Diatec products」のカタログは、約A4サイズで中身240ページ、フルカラー刷り、500円で購入。
「FUJI」は28ページのA4パンフレットが定価500円。
もの凄い差だ。
集めた資料の重さは、5.7kgにのぼった。

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