2011/01/08

新しい自転車

取り外したハンガー。曲がっているようには見えないが……












 
 

しょっちゅうお世話になっている「ダイワサイクル」さんで、ディレイラーハンガーが曲がってますよと言われ、千里中央の自転車用駐車場でバイクに「暴行」を受けたことを思い出した。
この分厚い金属製のハンガーが曲がるほどの力だったのだ。

ディレイラーハンガーは文字通り、フレームの先端でリアホイールのシャフトがおさまる穴の位置に取り付けられて、リアディレイラーをぶら下げておく部品だ。
普通の自転車屋には置いていない。
私のアメ車は「SPECIALIZED(スペシャライズド)」というのだが、これの正規ディーラーでのみ扱われている。
ウェブで、豊中市にあるディーラーを見つけ、アルバイトの帰りに寄って注文した。
ハンガーの形は車種ごとに異なるそうだ。
しかも10年前の車種なのだが、在庫があり、年明け早々に入荷した。

ハンガーの装着はダイワサイクルでやってもらった。
自転車用のねじ回しだけで簡単に交換ができる。
店の外の道路で試乗した。
店に戻り、店員に「何やこれは!」と大きな声で言う。
さっきまで乗っていたのとは違う、あまりにも快適な踏み心地だった。
肉眼で見て曲がっているかどうかもわからない小さな部品一つを交換しただけで「新車」になった感じ。

さらに今、フォークを交換しようとしている。
現在のものはサスペンションがついていて、公園の階段を乗車したまま走り下りる時などに威力を発揮する。
しかし重い。
ブレーキをショートアームカンチに変更した結果、制動も効かない。
そこで固定式のパイプのみのフォークへの交換をダイワサイクルに依頼した。
車ごとしばらく店に預けなければならないのだが、親切な店員が彼自身のバイクを代車として貸してくれることになった。
台湾の巨人バイクメーカー、GIANT製の「ESCAPE R3.1」というクロスバイクだ。
平地専用のギアが装備されており、タイヤ幅も非常に狭い。
アップダウンの多い郊外には不向き、つまり私には不向きのバイクだが、軽い。
そして、プロの手で整備されているので各部の動きがスムーズで心地よい。
名前がGIANTでなければ、セカンドバイクにはいいかも。
(byアンチジャイアンツ)


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