あの雑誌にクリソツ!
菊秀ビルの2階奥を望む
「みなと元町」駅から地上に出たところは、ちょうど南京町の西端あたりだった。
それさえ判ればもうこっちのもんだ。
なにせこの辺は小学生の頃からのホームグラウンドだから。
40年以上ひいきの広東料理「民生」もすぐ近くだが、
あくまでそばめしを追求したいし、中華料理の卓に一人でつくのもあほらしい。
家族や友人たちとたくさんのメニューを頼んでわいわい言いながら食べるのがおいしいのだ!
元町通り商店街を東へ進む。
2丁目の「菊秀」をチェック。
以前は1階で店を開いていたが、店主が病に倒れていったん店を閉めた。
その1階をテナントに貸し、2階の奥で再開したのが現在の店だ。
今日は復帰した店主が番をしていた。
在庫品を処分したらこの店も閉めたいということだが、処分品にしてはいささか値が高いのである。
30年ほど前に牛刀とプチナイフをここで買った話や、箱型の爪切りの話などをする。
箱型というのは折りたたむと直方体になる爪切りだ。
ドイツのヘンケルスのものが有名だが、以前使っていたものはフランス製で、そちらの方が切れ味がよかった。
菊秀の店主によると、爪切りにも作り手の腕の違いが出るそうで、最近の製品は質が落ちているらしい。
昔なつかしいフェザーの爪切りを一つ購入した。
「ティーハウス・ムジカ」を横目で見ながらさらに東へ。
ふらふら歩いていて古本屋の「ちんき堂」を見つける。
「ラジオ中毒」という両面カラーコピーで作った雑誌を購入。
ふらふら歩いていて古本屋の「ちんき堂」を見つける。
「ラジオ中毒」という両面カラーコピーで作った雑誌を購入。
二つ折で綴じておらず、全40ページ。
内容はわりに真面目に作ってあるのだがデザインが……!
「ギリシャ・ビラッジ」もこの辺りにあったはずだが、今はもうない。
ムサカがおいしかったが。
空腹を我慢するのももう限界。
三宮センタープラザまで這って行き、学生時代行ったことのあるお好み焼き屋に入る。
やっとそばめしにありついた。
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