母へのお年賀として、今年も図書カードNEXTを贈った。自分はクレジット派だが、買い過ぎるのが怖くて、なるべく本屋には近付かないようにしている。それでも、行ってしまう。
母の従妹が、心臓が右側にある人だったので『僕の心臓は右にある』というタイトルが目についた。著者の大城文章(おおしろ・ふみあき)さんは兵庫・伊丹高校在学時の行事で、自分の心臓が右にあることを手紙に綴って、風船で飛ばす。御影の女子小学生が風船を拾って、返信する「私も心臓が右にあります」。二人は会って、互いの胸をまさぐり、心臓が右にあることを確認し合うのだが、大城さんが変態と間違われて、その場で補導されてしまう。大城さんから事情の説明を聴いた警察官「なんや、ええ話やないか」。
内臓の位置が左右反転しているのを内臓逆位というそうだ。現在、大城さんは吉本興業所属でチャンス大城という名のピン芸人として活躍中。私は彼の自伝のプロローグだけ読んで、買わずにすませた。
■メガブログまで、あと5
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