2023/01/14

手帳物語・3

(承前)

1982年の読書記録を見ると、エド・マクベイン赤川次郎の名前が頻繁に現われる。マクベイン24冊、赤川次郎18冊であった。他には矢作俊彦トマス・チャステインロバート・B・パーカーの名も見える。11月19日金曜日には『三毛猫ホームズの怪談』(赤川次郎)と『唐獅子株式会社』(小林信彦)の2冊を読んでいる。『唐獅子…』の方は再読に違いない。初読は通学の電車内で、笑いをこらえるのに難儀したことを記憶している。最も印象に残っている一冊である。

日本洋紙商連合会からいただく「紙屋の手帳」は、重宝したけれども、装幀がよくなかった。表紙がヴィニルで、それはまあいい。コンパクトサイズの手帳の表紙は、どれもそんなものだ。ただし、色が群青で、表面が梨地加工してあり、そのため手触りが悪く、凹面に微細なゴミが付着して、醜く汚れたのである。

営業部に7年勤務した後、印刷会社を離れ、紙屋の手帳とは縁が切れた。


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