2015/10/26

ラグビーの魅力



今さらですが……
フットボールほど一生懸命ではないが、ラグビーも長い間観ている。
といってもTV観戦オンリーなので、放送されることが少なかった時期には、あまり観ていないことになる。

長く観ているのに、まだルールが解っていない。
理解する前に変更されているルールも、けっこうある。
そもそもフィールドに引かれているラインの意味は?
22メートルラインって、どっちから22メートル?

ラグビーの観戦上の欠点は、ボールが行方不明になってしまうことである。
モールやラックのどこにボールが保持されているのかが判らない状態で、これを球技というのは難しい。
高校の体育の授業でラグビーのゲームを行なったとき、たまたまスタンドオフの位置を与えられた。
スクラムから出たボールをスクラムハーフから受け取って、相手のバックスのすき間を抜けて50メートル走ってトライした。
素人ラグビーで簡単に点が取れて、自由自在に走るのがラグビーだと思い込んでしまった瞬間だ。

バックスに展開したらいいのにと思う場面でも、敢えて壁に突っ込んでいく。
そのポイントに選手が集まって、個ではなく集団の力で押し進んで行くのが、ラグビーの醍醐味である。
だから、球技というより格闘技としての魅力も併せ持っている訳だ。
それも独りで闘うのではなく、チームの全員が力を合わせるのを良しとするラグビーでは、フォワードが作ったモールにバックスも加わって奪うトライが、最も尊い。




これぞラグビーの精神


 

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