2011/11/05

Match Day!


試合開始前のイベント風景

中継放送担当のNHKの前線指揮所

シャッターが切れる瞬間に振り向いてしまった鹿島・オリヴェイラ監督


あいかわらずフットボール観戦をしている。
観るよりもする方が好きだったので、実はサポーター歴は浅い。
ファンクラブの正規会員になったのはたった1年前のことだ。
(※サポーターとは、金を払ってスタジアムに応援しに行くファンのこと)

11月3日。
Jリーグ1部第31節、ガンバ大阪対鹿島アントラーズ戦が万博記念競技場で行われた。
結果は1-0。
すかっとした勝ち方だった。

長い間ここでゲームを観る気がしなかったのは、フットボール専用のスタジアムではなかったからだ。
トラックが間にあるせいで、スタンドからフィールドまでの距離が遠い。
そこを利用して、ガンバ大阪の大スポンサーであるパナソニックのPRイベントが行われた。
フィールドで一斉に電気シェーヴァーを使った人数を、ギネスブックに認定してもらうというものだ。
あきれるほどのダサいイベントだった。

NHKが地上波で試合の中継放送をしていた。
その興味深い現場が見られるのも現地ならではのことだ。
選手やスタッフの姿もライブで見ると印象が異なる。

ある時、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)のTV放送で、鹿島アントラーズが負けた試合を観た。
その結果に対して、応援に来ていたサポーターがブーイングを浴びせる。
それでも選手たちはクルヴァ(ゴール裏のスタンドのこと)前まで頭を下げに行くのが習いだ。
普通、監督はそれについていかない。
だがオリヴェイラは、選手たちを背にしたがえてクルヴァのサポーターたちの前に立った。
頭を下げる様子はなく、あごを突き出してクルヴァを見すえる姿は傲然とも見えた。
選手たちは悪くない、撃つなら私を撃てというポーズだった。
それを観て以来、彼のファンである。
 

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