ポリテクセンターでは、外部から講師を招いて行う訓練がいくつかある。
その一つがISOマネジメントシステム研修だ。
大玉和夫(おおたま・かずお)という講師がやって来た。
少し猫背の、ねむたい目をした人で、ボギーのような雰囲気を醸し出している。
知らない人のために書いておくと、ボギーというのはハンフリー・ボガートのことだ。
映画『カサブランカ』で非常に有名だが、オードリー・ヘプバーンと共演した『麗しのサブリナ』のボギーが好きだ。
ボガードと最後を濁音で言う人があるが、それは違う。
同世代の俳優でダーク・ボガードという人がいたので混同されやすい。
ボギーのことを書いて思い出したけれど、7月生のIDKはウォルター・マッソウに似ていると思う。
いずれも昔の俳優だから、そんな人知らんと言われそうではあるけれど。
▼ハンフリー・ボガート
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=38466&ct=
▼ウォルター・マッソー
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=38800
ともかく、ISOの研修をボギー似の講師から受けたということだ。
テキストを読まされて、小テストがあって、さらに監査のロールプレイングを行う。
最後もまたペーパーテストがあって、その結果によって内部監査員の資格2種類(JIS Q 9001と14001)を取得できる。
最も有意義な講義・訓練だったと言っていい。
ISOをどう呼ぶか。
私は昔から「アイソ」と呼んでいたのだが、「イソ」「アイエスオウ」とも呼ぶようだ。
どれも正解。
International Organization for Standardization(国際標準化機構)の頭文字をならべ変えている。
これはギリシア語のISOS(相等しい)を標榜してのことであるらしい。
ここではInternationalという、国際と訳される言葉が使われているのだが、これは国の間に立っている壁の扉が開いている状態(国同士が部分的につながっている)であり、対してGlobalは壁が存在しない状態(地球が一体)であると説明されたことが印象に残っている。
つまりISOは国際というよりも「世界標準規格」であるということだ。
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