2014/03/28

Re-cycle編07サドルとペダル


最後になってしまったサドル付け。
サドルとは鞍のことだから、自転車すなわちアイアンホースと言って間違いはない。
しかし自力で走らなければならないところは、馬とは大いに違う。
サドルのことにしても、シートと呼んだりする。
サドルが装着される「棒」のことはシートポストとはいうが、サドルポストとはいわない。

サドルがなかなか手に入らない。
この際、中古でもいいのだが、それすら見つからない。
とりあえず、シングルスピードのバイクから移設する。
どうせ一度に2台乗ることはないので、その都度付け替えればいい。
やっぱり、馬のようである。



イタリア製の安物で、ひび割れしてぼろぼろのサドル


















サドル下の黒い棒がシートポストで、青い部分のシートチューブに挿入されている。
シートチューブの上端をシートクランプで締め付けてある。
クランプは今回新調した少ない部品の中の一つである。
まるでこの日のために買ってあったかのような青いペダルが自宅在庫にあったので装着。
これでやっと走ることのできる状態になった。青黒バイクで万博公園まで往復試運転。
ディレイラーが要調整だったが、それは予定通り。




試運転の帰途、記念撮影



















▼新品を調達した部品
・タイヤ×2
・インナーチューブ×2
・リムフラップ×2
・ブレーキパッド×2組
・ブレーキケーブル
・シートクランプ
▼中古品を調達した部品
・ホイール(前後)
残りの部品はすべて自宅在庫。
……うちは自転車屋か。

ちなみにこれが7台目の自転車。
最初は小学生時代の21インチ。
いまどきそんな半端なサイズのホイールは見聞きしたことがないので、記憶違いかも知れぬ。
その自転車から泥よけを取り外したりして、親の顰蹙を買った。

中学校に上がるときにドロップハンドルの付いた白い自転車を買ってもらう。
前2×後5の10段変速。
信号待ちの自動車のバンパーに追突してフロントフォークを曲げてしまい、廃車処分。
相手方はまったくの無傷。
高校生になると、興味はモーターバイクに移ってしまい、自転車からは遠ざかる。
大学生になると自動車に移行して、自転車を忘れる。

3台目の自転車は社会人になって間もない頃。
取引先のセールで、B社の「かまきり号」というプレイバイクを買う(買わされる)。
これまた、かまきりの手(脚?)のように見えるハンドルを別物に交換。
アパートの駐車場の柱に縛り付けてあったにもかかわらず、盗難に遭う。

4台目がMTB。
前世紀の末、友人にすすめられて購入。
今までの自転車とは桁違いに高い出費。
折しもバイクメッセンジャーのブームで、MTBを改造して舗装路を走ることが流行っていた。
何度も改造を加えられ、現在はシングルスピードになってベランダに置かれている。

5台目はM印R品で買ったATB。
大阪市内を走る営業車として購入。
買ったままの21段変速でしばらく乗った後、これまたシングルスピードに改造。
限定色のガンメタルと、スチール製の乗り心地が気に入っていた。
郵便配達のアルバイトで知り合ったNさんに譲渡。


Nさんに譲渡したときの状態(2009年)















上と同じバイク(2007年ヴァージョン)




















6台目は20インチサイズのミニヴェロ。
最初から改造するつもりで購入。
自宅に担いで帰って、すぐに分解。
取り外した部品をネットオークションで売り、別の部品を仕入れる。



すでに改造した後のミニヴェロ(廃車済み)


















 

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