2012/01/29

【J特】G大阪・子どもサッカー教室

再就職はけっきょく失敗。
与えられた仕事と自分のスキルのミスマッチ。
私と採用担当者と配属先部署のミスコミュニケーション。
あるいは求人票の読み違えか……
とにかく、やる気がないのではなく、ない袖は振れない。
すぐに気持ちを切り替えてリスタートする。

土曜日の朝。
5機のヘリコプターが窓から見える。
編隊飛行ならば自衛隊の訓練かもしれないが、はげ鷹のように旋回している。
TVのニュースで、近くを走る幹線道路で大事故があったことを知る。
大型トレーラー車が信号待ちの車列に追突したらしい。
その事故を上空から取材する放送局のヘリコプターだった。
大学の先輩だった某局のカメラマンが、取材中に墜落死した記憶がよみがえる。
同様の状況下で他社のヘリコプターとニアミスを起こした操縦士が機を急旋回させたために、彼は振り落とされた。

MTBに乗って自宅を出る。
目的地は市内の体育館。
ガンバ大阪の豊中後援会が主催する「子どもサッカー教室」が行われるので、スタッフとして設営や受付を手伝う。
体育館は、まるで冷蔵庫のように寒い。
後援会が新調したバナー(横断幕)をギャラリーの手すりにくくりつける。
スローガンは「一蹴入魂」が採用された。
当会の名誉顧問である釜本邦茂のサインが入っている。















教室そのものの運営はクラブから派遣されたジュニア担当のコーチが行う。
参加を予定していた子どもたちは、
小学1年生……33名
同・2年生……27名
同・3年生……29名
同・4年生……19名
同・5年生……15名
同・6年生……7名
合計130名。
一人500円の参加費を払うと、記念品(ガンバのロゴがついた文具など)がもらえる。
同伴の保護者たちは観覧席から見学できるが、スタッフは外に控えているだけで、サッカー教室自体を見ることはない。
後援会長の大島のあいさつも、かすかに聞こえるだけだ。
クラブからは事業本部の岸部氏とホームタウン担当の唐津氏も来ている。

約90分の教室の後には応募はがきによる抽選会があり、当選すると選手のサイン色紙や試合球などがもらえる。
子どもたちの歓声があがる。
やがてイベントは終わり、後片付け。
スタッフは売れ残りのガンバグッズを報酬がわりにもらって帰るのであった……
 

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