2012/01/10

ジョナゴールドを求めて

アップルが好きである。
コンピュータにその名を冠したMacintoshがりんごの一品種であることはよく知られているが、私の好きなのはJonathanだ。
日本では紅玉(こうぎょく)と呼ばれている。
甘酸っぱい味が好みなのだが、市場への露出度はあまり高くない。
一玉200円ぐらいの値段がついたのを見かけることがあるが、手が出ない。
そこで最近は代わりに「ジョナゴールド」を買う。
ジョナゴールドはその名が示すとおり、ジョナサンとゴールデンデリシャスを交配させて開発した品種だ。
酸っぱさが弱いが、そこはかとなく紅玉の味がする。
価格は紅玉の半額ぐらいだ。

そのジョナゴールドが最寄りのマーケットで品薄なので、遠征して入手することにした。
空のデイパックを背負い、徒歩で市境を越える。
目的地は箕面牧落の「業務スーパー」だ。
ここなら豊富にあるはずだ。
ところが、業務スーパーは跡形もなく消えていた。
いつから来ていなかったのか……今日は更地に「管理物件」の某社看板が立っているのみ。
ないものはしょうがない。

ジョナゴールドを求めて、3軒目の店を探す。
バス道沿いに歩いて見つけた店は、あまり聞いたことのない名だったが、ジョナゴールドが山積みになっていた。
しかも今年初お目見えの八朔までが並んでいる。
ジョナゴールド7玉パック、498円は安い。
八朔4玉ネット、298円。
ついでに食材を買い込む。
豚バラ切り落とし、高知産ピーマン、絹こし豆腐パック、だし入り味噌、ブルガリアヨーグルト。
貧しくも、健康的な食生活を目指している。

満杯になったデイパックを背に店を出て、図書館に行く。
予約してあった松井大輔のエッセイを借り出す。
他にCDも2枚借りる。
『Blue Note Plays Burt Bacharach』と『Higher Ground/Barbra Streisand』だ。
これらの音源はiTunesで取り込んで、PCのハードディスクにコレクションするのである。



国道171号線。牧落交差点の南西より
 

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