小さな印刷会社が採用してくれて、明日から出勤。
「大阪」駅からJR環状線に乗って行く。
思えば、社会人になって初めて勤めた印刷会社もこの沿線にある。
この道は、いつか来た道。
雨が降るらしいので、徒歩で自宅を出発。
阪急電鉄の「桜井」駅まで、旧西国街道を歩く。
電車で池田まで行き、本来管轄の職業安定所を訪ねる。
ここで最初に職業訓練校を紹介してくれた相談員のM氏に経過を報告。
10か月ぶりに会うのだが、げっそりと痩せている。
糖尿病のけが出たとかでカロリー摂取制限をして、体重が10キロ落ちたと聞く。
ここへは二度と来るなとくぎをさされ、礼を言って別れた。
池田の駅前でBook 1st.を素見す。
『舟を編む』(三浦しをん著/光文社刊)をチェック。
思っていたよりも頁数が少ない本だ。
『十字軍物語』(塩野七生著/新潮社刊)をチェック。
『ローマ人の物語』はチャレンジしようとして、いつも腰が引けてしまうが、十字軍ならば、と思う。
思うだけで買う余裕なし。
駅のショップで「宝塚ホテルハードドーナツ」を買う。
再び乗車して『蛍池』まで行く。
モノレイルに乗り換えて『千里中央』へ。
千里阪急の地下で入社土産の菓子を買う。
徒歩で帰宅。
途中の郵便局に、本局でのアルバイト時代の同僚が勤務している。
「顔パス」で作業場に入れてもらい、再就職の報告をする。
▼最近観たもの・読んだもの
『めぐり逢い』(原題:An Affair To Remember、Leo McCarey作品、1957年)@TV
Cary GrantとDeborah Kerrが共演。
満足度……☆☆☆☆☆
自分と同じぐらい古い作品だが、ベスト20に入れておきたい。
Meg RyanとTom Hanksが共演した『めぐり逢えたら』(原題:Sleepless In Seattle、Nora Ephron作品、1993年)は『めぐり逢い』のアレンジと思われる。
Warren BeattyとAnnette Beningが共演した『めぐり逢い』(原題:Love Affair、Glenn Gordon Caron作品、1994年)はリメイク版。
1957年版自体が、Leo McCareyによる自作(1939年)のリメイクであるという。
いずれもエンパイアステートビルが重要なキーポイントとなっている。
エンパイアステートビルと高い所つながりか?
TVで『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』(松岡錠司作品、2007年)を観る。
こういう話が日本人には受けるようだ。
初めて松たか子に対して好感を持つ。
満足度……☆☆☆★★
『PETIT à PETIT―松井大輔フランスの日々』(松井大輔著/ベースボール・マガジン社刊)を読む。
フットボール雑誌に連載されたエッセイをまとめたものらしい。
松井が長友ほど努力すれば、もっと大成するだろうにと思われて残念。
満足度……☆☆★★★
『うたに遊べば』(島田陽子著/編集工房ノア刊)を読む。
満足度……☆☆☆☆☆
ジュンク堂書店の大阪本店には、編集工房ノアの出版物だけを集めた大きな棚がある。
ノアは大阪にあってそれほど注目されている、小さな出版社である。
島田陽子さんは、マイミクのピュアさんと縁のあった詩人で、昨年の4月に亡くなった。
その棚で埃をかぶっていた『うたに遊べば』を選んだのは、私が詩集よりもエッセイを好むからだ。
読んで驚いたのは、作者がかつて住んでいたと思われるのと同じ団地に、現在私が住んでいるということだ。
彼女が眺めて楽しんだ川が、眼下を流れている。
おめでとうございます。溶け込める職場であるといいですね。若い人中心の職場ですと溶け込むこと自体が難しくて、仕事以前の問題で離れてしまいました。
返信削除あと不景気の時期に募集をかけている会社は多かれ少なかれ、わけありですので、どこで妥協するかですよね。
初出勤を終えて帰ってきました。
返信削除一日だけでいろいろ問題点が見えて、妥協できるか否か、that is the question.です……
ありゃ~
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