2011/12/13

頂極工業カバ式会社


頂極工業のコンセプトワークに使っていた「マインドマップ」という手法



いよいよ本物の工場実習に入る。
実際に部品を手加工するのだが、いきなり設計から始まる。
あとになってからわかることだが、加工を経験してから設計をした方がいい。
それは、設計に無理があって加工がしにくい場合があるという意味だが、反対に、設計における自由な発想を阻害するおそれもある。
自分としては「ドラえもんの手」のように愉快なものや「ターミネーターの手」のようにメカニカルなデザインを支持するのだが……

Eグループは6名構成で、4月生は自分だけだ。
どうやらお前一人で7月生を引っぱれということらしいが、はなはだ荷が重い。
さっそくリーダーを任されることになった。
メンバーは出席番号順に以下のとおり。

TQD55(またはB.T.)……E班ただ一人の4月生。クリエイティブワークのスペシャリスト。
NKO(またはエミリー)……E班で紅一点の在日中国人。滞日13年になるも日本語はたどたどしい。大阪のおばはん化が顕著。
MTS28……電気に強い。メーカーで検査員歴6年。
MTN32……元は人材派遣会社の営業マン。S南大学時代に生産管理を学んだ。
MYW43……バイクの部品メーカーで営業、生産管理の経験あり。愛車はCannondale。
YSN45……段ボールのマシン加工をしていた。花を売っていた経験もある。

7月生はまだ知らなかったことだが、架空の組織をつくり上げるのがいつものことなので、コンセプトづくりやネーミングから始めた。
ブレーンストーミングはまったく低調だった。
ルールを知らないメンバーが必ずいるが、驚くにあたらない。
それほどブレストは浸透していないツールだ。

とにかく「最高のモノをつくる」というコンセプト(企業理念)が決まった。
消極的にみえたYSNからそれに対して「ベスト」という言葉が社名のキーワードとして提案された。
「ベスト工業株式会社」という社名もあり得たわけである。
ひとひねりして、ベストのまだ上という意味の中国語「頂極(Ding-Ji)」を社名に入れた。
「頂極工業(ちょうきょくこうぎょう)株式会社」の誕生である。
中国を手始めに、ユーラシアを制覇するという壮大な目標を掲げる企業だったが、MYWには「妄想か」と揶揄されたものだ。
ええやんか、その辺はシャレで。
株の代わりにカバ式会社にして、誰がカバやねん!とシャレるテもあったなあと今になって思う。


マインドマップから進化したロゴタイプ
 

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