2016/02/18

ひさびさに掲載


『本の雑誌』2016年3月号に、偏固ジャーナルからの投稿が採用された。
毎月せっせと電子メイルで送稿しているのだが、ここのところ「打率」が低迷していた。
久しぶりのヒットというわけだ。
毎回、本にまつわる話を短いエッセイに仕立てているが、今回はナベサダがテーマだった。

ナベサダこと渡辺貞夫が航空機の中で、北原亞以子あての手紙を書いている。
北原とは『深川澪通り木戸番小屋』という時代小説シリーズなどの作者であり、このブログを書いている時点ですでに故人となっている。
渡辺は、作者自身か編集者に依頼された北原作品の解説を、ヨーロッパの公演先からの帰途、書こうとするのだが……

ナベサダという人は、本業のジャズ以外に写真の腕前でも評価されているが、文章の方もたいしたもんやということがわかるのである。




















 

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