映画『ジャッカル』の登場人物が巨大なティカップを使っているのを観て、欲しくなった。
それは10年以上も前のことである。
フィンランドの陶器ブランド「ARABIA」の「24h」というシリーズの中に、まさにそれと同じと思われるものを見つけて買った。
カップとソウサの一揃いをである。
色は、アイヴォリ・ホワイト。
縁まで満たすと、ちょうど500ミリリットルになるカップだ。
(ちなみに、ソウサは同じだけの量を受けられないデザインだった)
紅茶をがぶがぶと飲むのにちょうどよかった。
映画と同様に、オフィスで使っていたのだが、ソウサだけが割れた。
手が滑って落ちていく皿を、いったんは足でトラップできたかと思ったが、床に落として割ってしまったのだ。
惜しい。
その後、皿だけを探し求めたが入手できず。
近年になって無印良品がよく似た色の陶器を販売し始めたので、一枚買った。
しかしそれは、カップの相方となるソウサではなく、たんなるプレイトなので、糸底がはまり込むべき凹みがついていないのであった。
もうあきらめていたのに、Yahoo! のトップページのリンク先で、単品売りのARABIA 24hを見つけたのである。
即買い。
ガラス器で有名な「iittala(イッタラ」のロゴマークのついた箱で届いた。
ARABIAがiittalaの傘下だったとは知らなんだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿