逆説的に言えば『プロとして恥ずかしくないデザインの大原則』という本を読むことの方が、プロとして恥ずかしいかも。
佐野研二郎氏とのインタビュー記事が掲載された『Real Design』(えい※出版社)という雑誌を新たに発見した。(※えいは「木」扁に「世」)
7年前のものである。
「Real Portrait Creator」と銘打ったコーナーに佐野研二郎氏とのインタビュー記事が掲載されている。
「Real Portrait Creator」と銘打ったコーナーに佐野研二郎氏とのインタビュー記事が掲載されている。
『Real Design』No.19, January 2008 |
顔は見せられませんってか。髪の毛で判るよ |
掲載年に佐野氏は36歳。
まだ博報堂クリエイティブセンターに所属していた頃である。
銀座のガーディアン・ガーデン(ggg)で開催された「ボツ展」について語ったことが記されている。
今回の事件を連想させる二か所を引く。
▼佐野
「世間の人には完成された広告だけを見てもらうんですけど、
ボツ案には完成品の根っこがあると思ったんです。
プロセスって、やっぱりおもしろいじゃないですか。
アイデアの変遷がね。(後略)」
「(前略)それと、「No Photo No Blog」という張り紙も出しました。
いまって、写真に撮ったそばからウェブに貼り付けられるじゃないですか。
それってリアルじゃないし、体感が薄れると思うんですね。
JPEGで画像がいくらでも検索できるいま、会場だけで見られるものにしたかった。
(後略)」
個人の感想だが、五輪の組織委員会の長に森氏が就いたと聞いた時に、不安な気持ちになった。
新・国立競技場の建設予算が大幅にオーバーすることを聞いた時には、不信感を抱いた。
エンブレムの問題は不快だが、最も不快なのはベルギーのデザイナー氏の態度である。
チンピラが因縁をつけているとしか思えない。
そもそも、そんなに似てへんでしょうが。
さて、諸問題への対処を、どうするのだろうか。
組織委員会の会長は、一連の不手際の責任をとってもらい、解任。
そして、五輪大臣補佐官ぐらいの地位に、デザインセンスを持ち合わせる総合プロデューサーが必要だ。
誰かいい人おらんかな……秋元康みたいな人。
国立競技場の設計・デザインは、指し値で安藤忠雄氏にやってもらう。
施工も同様の方式で。
施工も同様の方式で。
エンブレムのデザインも同様に佐藤可士和氏を指名する。
つまり、それぞれの親分が始末をつけるという形である。
つまり、それぞれの親分が始末をつけるという形である。
どですかでん。
0 件のコメント:
コメントを投稿