2015/09/12

四か月ぶり





久しぶりに投稿採用さる。
投稿がではなく、採用が久しぶりである。

10月号は9月9日に搬入予定というアナウンスがされたので、大阪の本屋に出回るのは10日の午前だろう。
そう見込みをつけて屯書店(仮名)に行ったが、なかった。
9月号の売れ残りが一冊、棚に挿してあった。
ちょうど台風18号が関東で暴れている時だったので、配送便が遅れていたのだろう。

翌日、別の本を図書館に借りに行って、件の10月号を見つけた。
ICタグの装備を終え、ビニルカヴァもつけられた状態で雑誌のコーナーに並んでいた。
テーブルに持って行き、座って読む。
読者投稿欄の「三角窓口」に拙稿が掲載されていた。
今回のショートエッセイは新訳のチャンドラーと岩波国語辞典にまつわる話である。

特集は「角川春樹」。
読み出したら簡単には止まらなくなって、しかし閉館時間までに読めるはずもなく、無理矢理あきらめて本屋に走る。
自宅に戻って、移動手段を徒歩からミニヴェロに変える。
最寄りのO書店には『本の雑誌』は置いていないので、屯書店(仮名)まで行くのだ。

図書館には入っている新刊が、店では見当たらない。
9月号の売れ残りが一冊、棚に挿してあった。
そう書いた、先日のままの状態だった。
ひょっとして、取扱いを停止したのか……
9月号を抜いて、レジに行く。
抜本的対策である。

「これの10月号が出ているはずなんですが、まだ入荷していませんか」
すると、すぐにレジの後の棚から取り出されてきたのである。
うかがい見ると、10冊ぐらいの『本の雑誌』が積み上げてあった。
面倒くさいので、理由はたずねていない。


 

2 件のコメント:

  1. 売れない雑誌は平積みする手間が面倒くさいという理由でそうなるんですよ。
    梱包を解かないまま返本する本屋さんもあります(^^;

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    1. お久しゅう。
      ついに「本の雑誌」も売れない雑誌になってしまいましたか……

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