2017/08/22

さらば墓を守るトカゲ-->


電気の供給元を変更した。
ずっと地元のK電力から買っていた。
8月から値下げしてくれることになっていた。
しかし。
値下げの根拠は、原子力発電所の再稼働にある。
もし、K電力以外の選択肢があるのであれば、脱原発に賛成の立場の者としては、そちらを選びたい。
それが見つかった。
ガスを売る会社が電気も売っているが、そこではない。
太陽光で発電する電力会社があったのである。

それはともかく、お盆の墓参りの話の続きである。
墓石の花立てに水を満たして洗っていたところ、底からオーバーフロウしてくる物体があった。
小さいヤモリの死体であった。
誤って花立ての筒の底に落ちてしまったのだろう。
彼(or彼女)の能力をもってしても、つるつるの筒(樹脂製)の中を登ることはできなかったのだ。

ここは墓所であるし、生き物の亡骸を粗末に扱うことはできない。
そう思い、墓所の空地に立っている木の根元に小さな穴を掘って、埋葬したのである。

その翌日。
自宅アパートの窓に張りついているヤモリを見つけた。
昨日埋葬したやつとそっくりだ。
ガラスの向こう側だが、網戸の内側である。
ということは家の中だ。
どっから入ってきたのか。
ともあれ、やんわりとお願いして、外に出ていただく。

ヤモリへの対応がソフトなのには理由がある。
ヤモリは家守と書くように、守り神的存在である。
生物学上は爬虫類、トカゲの一種なので、気色悪い!と思う人も多い。
しかし調べてみると、まったく無害で、害虫を捕食してくれる「いい奴」なのである。

アパートの建物の外側には、ヤモリが住めそうな「隙き間」が随所にあって、そこで繁殖をしているらしい。
最初に出会ったときこそびっくりしたものの、しょっちゅう見るようになって慣れ、親近感さえおぼえるようになった。

という訳で、墓地で死んでいたヤモリよ、君も安らかに、と願う。

 

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