2012/07/07

雨の中の散歩


Robert Redford主演作の中にそんなタイトルがなかったか。
……なかった。
『裸足で散歩』(原題:Barefoot In The Park、Gene Saks作品、1967年)は、ある。
Jane Fondaと共演した作品。
『雨のニューオリンズ』(原題:This Property Is Condemned、Sydney Pollack作品、1965年)という出演作もあって、これらを混同した模様。
大好きなSteve McQueen出演作には『雨の中の兵隊』(原題:Soldier In The Rain、Ralph Nelson作品、1963年)もある。

雨が降りだす前に自宅を出発。
目的があって歩くので、散歩とは言いがたい。
まずは南西にある図書館を目指す。
『明日に向って撃て! ハリウッドが認めた! ぼくは日本一の洋画宣伝マン』(古澤利夫著、文春文庫)をM新聞の書評欄で見つけて、ひさびさに本を買うつもりになっていた。
ところが、図書館が送ってきてくれる新着図書の案内メイルにこれが載っていたので、その場で借り出しの予約を入れてしまったのである。


























図書館のラウンジで『モノ・マガジン』の最新674号をブラウズ。
哲学書の棚をチェックして、図書館を出る。
自宅前を通り越し、北東へ歩き続けてホームセンターのKに行く。
鰐口クリップ一組、ポンチ(5ミリ穴明け用)、板材などを購入。

450×900ミリの化粧合板を、半分にカットしてもらう。
ホームセンターには3畳大ほどのパネルソーが設置してあり、主に建材のカットを有料でサービスしてくれる。
「真半分」にカットしてほしいと頼んだ。
同じ幅、同じ長さの板が2枚必要なわけだ。
担当の女は、のこぎりの切り代(しろ)が3ミリあるから無理だと言う。
そんな馬鹿な。
(900−3)÷2で設定してくれれば……
私が計算している間に彼女は切ってしまい、長さ450ミリと447ミリの板ができてしまった。
それにダメ出しをすると彼女は、パネルソーにその2枚を重ねて置き、はみ出した3ミリ分を切り取った。
「2回切ったけど、1回にまけておきます」
ちょっと待ってよ最初からやり直してくれる、と言いたかったがあきらめた。
たった1.5ミリの誤差だし。

タフロープをもらって2枚の板を結わい付け、ハンドルを付けた。
自宅まで持って歩きやすくするためだ。
店を出る段になって雨が降りだしたので、書籍のコーナーで雨宿り。
雷鳴が轟いている。
DIYに関するムックを立ち読み、とても参考になる。
そのつもりのなかった雑誌を買ってしまう。



































こういう雑誌は、頁を眺めているだけで楽しい。
この出版社の名は、エイの字がJISコードに載っていないので簡単には表示できない。
木と地球を手描きしたロゴマークが洒落ている。

小降りになったのを見計らって帰宅する。
恐れていたとおり、合板は反っていた。

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