筆記具の断捨離のことです。
鉛筆にボールペンにペイントマーカにタッチペン(タブレットの入力用)に……
それぞれ複数種あって、太いのや細いのや、青いのや赤いのや、インクが切れて使えないのやら、多いにも程がある。
というわけで、ちょっと捨てる。
(全部いっぺんに捨てへんのかい……)
一番上は、静電式のタッチペンで、ボールペンとしても使える。
二番目は、単色のボールペン。
この2本は、日頃お世話になっている眼鏡店(独・Rodenstock専門)でもらった景品。
三番目は、フランス製のオレンジBic(青インク)、インク切れ。
四番目もBic製、先端のボールが不調で、使用できず。
下から2本目は三菱製のジェットストリーム、赤・青・黒の3色ボールペン。
一番下はパイロットの単色ボールペン、1.6ミリ芯である。
印刷会社の営業員時代、7枚複写の感圧伝票に作業指示を書き込んでいた。
ボールペンで力いっぱい書かないと、一番下の伝票に文字が現われないのである。
今、細いペン先のジェットストリームで字を書くと、紙に穴を明けてしまうことがある。
私の筆圧は鍛えられて強くなり、それが普通になった。
ボールペンの先が0.5ミリとか0.7ミリでは「危ない」のである。
それゆえ、1.0ミリ以上のペン先を使いたいのだが、なかなか手に入らないのである。
世間の人たちは、より細い方を求めるのだろうか、筆記具のメーカの品揃えも細いものに偏っている。
ちなみに、ジェットストリームの替え芯には1.0ミリのものがあるが、なぜそれを使わなくなったのかを、今思い出した。
芯が短かく、したがってインク切れまでの時間も短かいのである。
後述する別のメーカの替え芯の、価格も約2倍である。
要するにコストパフォーマンスが低いのが理由の一つである。
もう一つ。
細い芯が売れ筋商品なので、近所の文房具店では、ほぼ扱っていない。
自分で取り寄せ(ネットで購入)しなければならず、面倒である。
貧乏性ゆえ、大人買い(大量に買い置き)もしない。
一方、主力として使い続けるのは、Bicの多色ボールペンとPelikanの万年筆である。
上掲画像の黒いBicは、市場であまり見かけない色種である。
ペン先[芯]は1.0ミリ、赤・青・黒・緑の4色ボールペンである。
中央のBicは、よくある配色の軸。
芯は4本だが、1.0ミリの赤・青・黒に0.8ミリの黒を加えた、3色ボールペンである。
インク芯はジェットストリームのものより長く、値段は安いが、書き心地は劣る。
古いシステムだから、使い勝手が悪いのだが、最も気に入っているのはPelikanである。
ボールペンのように溝を掘るような書き方はできないが、紙の上を、文字通り水が流れるような、快い書き心地がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿