(承前)
MVNOは通信業者だが、キャリアではない。
なんのこっちゃ。
つまり、NやKやSというれっきとしたキャリアから、回線を借りて営業する業者のことである。
自前の設備を持たないので、その分ユーザにはサービスを安価で提供できるというメリットがある。
いわゆる「格安SIM」「格安スマホ」というやつである。
格安SIMのことをもっと早く勉強していれば、更新月にあっさりとS社との契約を解除して乗り換えられていたものを……
しかし。
残り17か月の契約期間を全うするよりも、解約金を支払ってでも新機+格安SIMに乗り換えた方が、結局は安くつくということが判った。
新機は、Apple Storeのウェブでスペックを検討したうえで、iPad mini 4ではなくiPad mini 2を買うことにした。
iPad mini 3でもなく2であるが、現在使用している機種より2ランク上のプロセッサに、最新のiOS 9が搭載されているのである。
記憶容量は最も少ない16GBで、Wi-Fi+Cellularを選択。
格安SIMを導入するのだから、ロックのかかっていない、SIMフリーのマシンである。
SIMは「業界最安値」を標榜するDMM mobileのものにした。
安いうえにプランが豊富で、ユーザの使用スタイルに合うものが選べる。
データ通信専用の、容量5GBプランを選択した。
月額1,210円である。
この部分だけ比較しても、現行のS社のプランより4,000円以上安いのである。
(ただし、現行のプランは通話もできて、容量は7GB)
前述した17か月のスパンにおいて、68,000円の差額となる。
DMM mobileのプランも7GBを選択するところだったが、S社のプランでの使用実績をチェックすると、最近は5GBぐらいしか使っていないことが判った。
以前に7GBを超過しそうになった月があったのだが、ちょうどYouTubeでJimmy DiRestaのメイキングビデオにはまっていた頃だった。
DMM mobileから届けられたnanoSIM |
端末もSIMもオンラインで注文を済ませる。
iPad mini 2はその翌々日に届いた。
SIMもそれに遅れて到着。
堂々とN社のマークが入ったカードに載って来た。
(つづく)
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