2013/08/08
ハチハチ汗だく
6日、広島原爆忌。
長崎出身で脚本家の故・市川森一は、アメリカはまだ謝罪をしていない、と言っていたそうだ。
それを言うなら日本だって真珠湾攻撃について、ごめんとは言っていないのではないか。
大喧嘩の末に日本は「半殺し」の目にあわされて、命を救ってもらうかわりにアメリカの「家来」となった。
未来永劫忠実な家来であり続けるのか、それともある日明智光秀となるか。
この日、応募書類を送ってあったFU社から電話連絡があって、8日の面接試験に招かれた。
8日。
ハチハチと呼ばれる日である。
FU社は徒歩30分圏内にあるのだが、バスで行く。
汗だくの状態で面接を受けるのはまずい。
到着してすぐ、面接官二人の待つ会議室に通される。
広い部屋に大きな角テーブルが一つ、その向こう側に二人が座っている。
テーブルからかなり離れたこちら側に、椅子が一つ置かれている。
こういうスタイルのインタビューは久しぶりだ。
インタビュワーAは強面で、Bは優男。
Aが揺さぶりをかけ、Bが油断させる。
採否の結果は、後日。
まっすぐに帰宅せず、図書館に寄る。
借りていたCD『Ron Carter/Brandenburg Concerto』を返却。
ラム姉弟の『シェイクスピア物語』を探す。
書架にない。
PC端末で検索すると当館の書庫にあると判った。
つまり「お蔵入り」の本である。
これを人の目につかない所に置いておくのはもったいない。
とりあえずこの状態をキープしたまま、図書館を出る。
向かいのビルにあるT書店を襲う。
近ごろこの店はタムショと呼ばれているらしい。
『シェイクスピア物語』を探す。
岩波文庫版(赤帯)を求めているのだが、棚にない。
赤帯といっても、現在のデザインではカバーの上に印刷されたアカベタでしかない。
図書館に引き返して、岩波少年文庫版の『シェイクスピア物語』を書庫から出してもらった。
戯曲や対談を読むのが大嫌いなので、これなら読めるだろう。
本を持って家に帰ろう。
としたが、雲行きが怪しくなってきた。
iPad miniを開いて『そら案内』アプリを立ち上げる。
もうすぐ雨が降るらしい。
またバスに乗って帰れば、濡れずにすむ。
いやそれよりも問題は、腹が減った。
とはまるで『孤独のグルメ』の五郎の台詞だ。
アップルパイとチョコクロワッサンを買う。
わざわざファミリーマートで買うのは、Tポイントのためだ。
ビルとビルの間に渡された大屋根の下のベンチで燃料補給。
ここで215円消費してしまったので、バス代の210円を節約する。
途中、『ひこうき雲』(荒井由実)を歌いながら歩く。
この歌曲が『風立ちぬ』(宮崎駿)の主題歌になっているらしい。
雨には降られなかったが大汗で濡れ、帰宅。
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