2020/03/14

【四アマ】を受験す


世界保健機関[WHO]が新型コロナウィルスによるパンデミックを警告するなか、無線従事者国家試験が予定通り行なわれた。
ちょうど高等学校の入学試験が行なわれている時期でもあり、自分が当事者に戻ったかのような心持ちである。

3月14日土曜日、雨。
雨男の面目躍如である。
試験会場は、大阪市北区扇町にある「西沢学園」の校舎。
アダ・マウロのテレビCMで有名になった、あのニシザワガクエンである。


北から見た西沢学園の校舎(大阪市北区扇町)



今回受験するのは「第四級アマチュア無線技士」という資格で、ハム(アマチュア無線技士)の中で最も下のクラスである。
通称は「四アマ」。





試験科目は「法規」と「無線工学」。
自動車運転免許試験と似た構成で、はるかに簡単なものである。
法規12問のうち8問に正解、無線工学12問のうち8問に正解できれば、合格である。

午前9時に会場入り。
9時半から開始して、試験時間10時半までのところ、10時に諦めて退出した。
いくら考えても、分からないものは、分からない。
たぶん、8問ずつ正解できているとは思うのだが……
合否の通知は、3月の下旬に郵便で行なわれるということである。









四アマ免許をとろうと思ったきっかけは、ドローンのFPV[First Person View]である。
すなわち、ドローンに搭載されたカメラの目を通して機体のラジオコントロールを行なう際に、5.8GHzの周波数を扱うために最低限必要な資格が、四アマなのである。

そもそも中学生の頃、学校のアマチュア無線クラブに属していたことがあった。
学校所有のトランシーバを使い、アンカヴァ[under cover]すなわち無資格で通信を行なった経験もあるが、資格をとるまでには至らなかった。
今回の試験に合格すれば、50年ぶりのハムということになる。



受験当日のスタイル


 

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