2019/12/07

グランメゾン東京


連続ドラマを観ないようにしている。
ワンクール追いかけなければならないのが面倒で、そんなことをしている暇があったら、翻訳ミステリを読む時間にあてたい。
ちなみに、昔は放映されるドラマの初回を全部チェックして、面白そうなものだけを続けて観ていたが……。

『グランメゾン東京』(TBS系)を観る気はなかったのに、中村アンが出演すると知って、第2回から観始めた(その回に彼女の出演シーンはなかった!)。
三つ星を目指すフレンチレストランの話なので、興味の範囲外。
であるが、アン観たさに惰性で観続けているのである。

舞台となるレストランの名が「グランメゾン東京」という。
主役のオウナーシェフを演じるのが、鈴木京香。
そのスーシェフ役に木村拓哉。
メートルドテル役に沢村一樹を配している。

毎度のことであるが、木村がドラマの中で使用する大小の道具に注目が集まり、世間では同じものを買い求める人が多いようである。
道具のメイカーも、そのことを承知していて、ドラマの中で使用されるように「タイアップ」を申し出るわけである。

『グランメゾン東京』でいえば、まずはオウナーシェフのスバル。
スーシェフの木村は助手席に座らされている。
フォレスターというスポーツ用多目的車(SUV)で、きれいな淡いブルーの車体が人気を呼びそうである(車両価格は約300万円)。
ファッション小物では、木村がかけているRay-Banのウェイファーラーという眼鏡。
定番商品だが、木村拓哉効果で、さらに売れる可能性がある(価格は1万〜2万円ぐらい)。

今回木村が演じる役柄は、パリから落ちのびてきた料理人という設定なので、衣装は古着ばかり(コックコートを除く)である。
くたびれた感じの革のジャケットが目にとまったので調べてみると、ラルフ・ローレンのカーコートだと判った。
これは欲しい、と思って値段を見たら……28万円。
絶対無理。
 

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