2016/07/12

久しぶりのボール盤


ユーロが終焉を迎えた。
もちろんフットボールの方である。
パリのサン・ドニ球技場で決勝戦が行なわれ、ポルトガルが1-0でフランスに勝った。
予想し得なかった結果である。
今後四年間、ポルトガルが欧州チャンピオンの座を保持する。

いつも行くホームセンターがDIYコーナーを無料で貸してくれることになった。
道具も借りることができる。
さっそく、卓上ボール盤を借りに行った。
アルミの円板に穴をいっぱい明けて、自転車のチェーンリングガードを作るためである。

ところが、ボール盤は借りられるがドリルビットは装備されておらず、借りる側が持ち込まなくてはならないということだった。
やむを得ず、金工用のドリルビットをその場で購入。
これで径6ミリの穴を明ける。




150ミリ径のアルミ円板にテンプレートを貼り付けてある





















アルミの円板は以前購入したものである。
ほんとうは144ミリにしたかったのだが、それでは円板からオーダーせねばならず、10倍ほどもコストがかかるので、既成品の150ミリを採用した。

設計図はグラフィック・アプリケーションを使って描き、プリントアウトを材料に直接貼付した。
紙ごと穴を明けてしまうという寸法だ。

2011年の夏に職業訓練校に通っていた。
工場の管理運営を学ぶためである。
結局それは仕事に活かせなかったのだが、モノ作りを実体験することができた。
ボール盤を扱ったのも、そのときのことである。

工場では軍手をはめて作業するものと思っていたら、素手でやれと教わった。
材料や工具に直接触れて負傷するよりも、手袋や衣服が工作機械に巻き込まれて事故を起こす方が危険なのだと後で知った。


 

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