「偏固ジャーナル」というタイトルで、毎月『本の雑誌』に投稿している。
読者が投稿できるスペースには二つあって、1)読者へのアンケートに回答する欄、2)「三角窓口」という名の、投稿専用欄である。
1は、本の雑誌編集部からの依頼原稿(テーマあり)という扱いなので、採用されると、掲載誌が送られてくる。昔は原稿料として図書カードも、もらえたのである。
2は、読者から編集部への持ち込み原稿(テーマなし、または本に関するエピソード)である。これは一種のチャレンジであって、小雑誌といえども商業誌に掲載されれば、それはハッピーなことである。
原稿採用率は、正確に勘定をしていないけれども、三割ぐらい。
ボツ原稿がもったいないので、ブログに出してみることにする。
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△偏固ジャーナル[新書めくったった号]
『少年は世界をのみこむ』『シッピング・ニュース』(後者は少なくとも三度目)を続けて読んだら、すごくよくて、余韻から離脱できない状態に陥ってしまった。
そんな時、実家の母から手渡されたのが『在スス』(文春新書)です。髪が真っ赤(今は真っ青かな?)のチヅちゃんが書いた本です。独りで死ぬためのマニュアルを期待していたフシのある母は「思ってたのとちゃう」と言ってましたが。読んでみると、介護保険のCMでした。
そんな母に連れられて(小学生の時です)広島平和記念資料館(通称:原爆資料館)を観覧しました。その時のショックが今も忘れられません。ちなみに母はその頃集会でバーバラ・レナルズさん(反原水爆運動家、故人)に会ったこともあるそうです。
ふだん新書を読まないのに書店で『広島平和記念資料館は問いかける』(志賀賢治著/岩波新書)を買い求めたのは、そんなセンチメンタル・リーズンからです。この本によると、資料館の展示は現在までに何度もアップデイトを重ねているようです。チャンスがあれば、また観に行きたいと思います。泣くかもしれんけど。
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