2015/03/19

ずぶ濡れになりながら


傘もささずに……
昔そんな歌があった。
たしか『雨よ激しく』、鈴木康博と小田和正のデュオだった頃のオフコースだ。
それはともかく。
身じろぎ一つできない。
動くと、それによってできた隙き間から雨滴が流れ込んでくる。
屋根のないスタンドで観戦すれば、そんな状態にはまり込むのは当たり前だ。
不愉快だけれども、贔屓のチームが勝ち試合を見せてくれれば、気持ちだけでも晴れようというものだ。


3/18試合前。結果は1-0→1-1のドロー



















わが贔屓チームはガンバ大阪。
ホームタウンに住んでいるから、応援するのは当然だ。
いつか神戸に住むことになれば、ガンバを捨ててヴィッセルを応援することになる。
応援の甲斐があって、ガンバは2014年の「三冠王」になった。
J2だったチームが三冠を獲ったのは初めてのことだった。
そのチームが、一シーズンでJ2に戻ったら……
これまた史上初の大事件である。

縁起でもないが、ひょっとしたら……というムードが今季のガンバにはある。
2月24日にACLの第一戦で開幕して以来、公式戦六回で一回しか勝っていない。
J1で13位、間もなく降格圏である。
この状況は2012年に似ている。
開幕以来低迷して、セホーン監督を更迭、松波を抜擢したけれど立て直せずにJ2への陥落が決まったシーズンだ。
この年のチームスローガンが「躍動」だったのにもかかわらず、躍動しないチームだった。
2015年のスローガンは躍動に似通った「Moving G」だが、やはり今季のチームも動いていないのであった。
 

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